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海の中。

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海の中。

1 - 海の中。

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2019年07月06日

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「海」は、知っているようで 知らない

海というのは...未知の世界。

幕馬 海陽

なぁ、銀姫

南 銀姫

どした?

幕馬 海陽

俺たちってさ、スキル持ってるじゃん?

南 銀姫

あー...特別な?

幕馬 海陽

うん。海の中で生きられるってこと

南 銀姫

...うちそれ知った時...怖かったな

幕馬 海陽

なぁ、海の中で生活してみない?

南 銀姫

え...?

幕馬 海陽

みんなが知らないこと知れるんだぜ?

南 銀姫

まぁ...そりゃ、そうだけどさ...

幕馬 海陽

俺たちの両親もういないんだしさ。

南 銀姫

......

銀姫と俺の両親は仲が良くて 2方の両親が

ドライブをしに行った時 交通事故を起こし

俺たちの両親は帰らぬ人と なったのだ。

だから俺たちは同居している

幕馬 海陽

それにさ...海の中だったら何もせず生きてけるんだよ?

南 銀姫

...そうだけど...

幕馬 海陽

いつまでも親戚とかの手を借りて生活してられないだろ...

南 銀姫

...分かった。

幕馬 海陽

...決まりな。

俺たちの言っている スキル?

海の中で地球上と同じ 生活ができるんだ。

...何もしなくても。

幕馬 海陽

...海、着いたな

南 銀姫

...うん

幕馬 海陽

あとさ...これから俺たち一緒に生活していくだろ?

南 銀姫

うん

幕馬 海陽

俺さ...銀姫のこと好きなんだ。

南 銀姫

...え?

幕馬 海陽

俺と...付き合ってください。

南 銀姫

.../////

南 銀姫

わ、私も好きだった!

幕馬 海陽

これから一緒に...生活していこう。

南 銀姫

うん////

だが、俺たちの運命は 音を立てて崩れてく。

海の中

幕馬 海陽

やっぱ俺たちって凄いな。

南 銀姫

うん、実感するわ

海の中は神秘的だった。

俺たちは普通じゃ考えられないけど 海の中の温度も

ほとんど感じない。つまり 普通だ。

何も食べなくても 生活できるしな。

幕馬 海陽

海って意外とラクかも。

南 銀姫

...

幕馬 海陽

銀姫?どした?

南 銀姫

ねぇ...アレ...

銀姫の指さす方を見たら

幕馬 海陽

...っ!?

南 銀姫

静かに!!!!!

明らかに海の生物でもない 「ヤツ」がいる。

目がいくつもあって

ピンク色...?で。

俺が驚いたのは

ヤツの触覚が俺たちの所へ 伸びてきたからだ。

南 銀姫

......(ガクガク)

幕馬 海陽

...っ〜!!!!!

時間が経っていくと

もう全身に触覚が巻きついていた うっすら周りが

見渡せるだけ。

もう...銀姫は...

喰われてる...。

だって銀姫のいた場所から 真っ赤な液体が

漂っているから。

俺ももう少ししたら

クワレルダロウ。

海は未知の世界だ。

海の中で生活するなんて...

不可能に近い。

フカノウダ

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