/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
なぜか俺は物心ついた時から檻の中にいる
何故かは分からない
だけど毎日他の奴らの悲鳴や鳴き声が聞こえる
だけど俺の所にはご飯を運んでくる奴しか来ない
そのご飯はいつも少なくて満腹にはならなかった
でも最近分かったことがある
ここは俺みたいな奴らを売る場所だと
それを知った理由は隣の檻の中が言っていたからだ
「もう嫌だ殴られたくない」
「誰か早く俺を買ってくれよ.....」
春千夜
確信はないのになんでだろ
春千夜
......(暇だな)
ご飯係
おいご飯持ってきたぞ
春千夜
はい......
ご飯係
そうだ
ご飯係
ご飯食べ終わったらついてこい
春千夜
分かりました........
春千夜
ﾊﾟｸﾊﾟｸ
春千夜
......(美味しい？)
春千夜
（なんでだろ？)
春千夜
ﾊﾟｸﾊﾟｸ
春千夜
ごちそうさまでした......
ご飯係
食い終わったなついてこい
春千夜
はい.....
ご飯係
こっちだ
春千夜
はい......
春千夜
ここは....？
ご飯係
体を洗え
春千夜
え、でも....
ご飯係
いいからさっさとしろ
春千夜
(洗い方わからない......)
ご飯係
ﾁｯ
ご飯係
早くしろ！
春千夜
ﾋﾞｸ!
春千夜
は、はぃ
春千夜
(こうかな？)ｺﾞｼｺﾞｼ
ご飯係
なんだできるじゃねぇか
春千夜
(あってたぽい.....)
春千夜
ｺﾞｼｺﾞｼ
春千夜
(この泡どうやって落とすんだろ？)
春千夜
(これかな？)
春千夜
ｿｰ
ご飯係
ｼﾞｰ
春千夜
(これじゃないのかな？)
春千夜
ｽｯ
ご飯係
それだよ馬鹿かよw
春千夜
あ、ごめんなさい......
春千夜
ｼﾞｬｰ
春千夜
ﾋﾞｸ
春千夜
ﾁﾗ
ご飯係
......
春千夜
ｼﾞｬｰｰｰｰ
春千夜
出来ました......
ご飯係
はい、これで早く拭け
春千夜
はい.....
春千夜
ｺﾞｼｺﾞｼ（拭いてる)
ご飯係
これ着ろ
春千夜
はい.....
春千夜
(ボロボロ.....)
ご飯係
行くぞ
春千夜
はい.........
ご飯係
手、出せ
春千夜
はい.......
ご飯係
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ(手錠)
春千夜
これは？
ご飯係
うるせぇ
春千夜
はい....
ご飯係
そこ座れ
春千夜
はい.....
ご飯係
足出せ
春千夜
はぃ.......
ご飯係
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ご飯係
無線「目隠しつけますか？」
無線相手「付けとけ」
ご飯係
無線「はい」
春千夜
？？？
ご飯係
目瞑れ
春千夜
え？
ご飯係
早く瞑れ！
春千夜
ﾋﾞｸ!
春千夜
ﾌｧ、ﾌｧｲ
春千夜
ｷﾞｭｯ
ご飯係
ｽﾙｷﾞｭ(目隠しをつける)
ご飯係
よし
ご飯係
そこの台乗れ
春千夜
(み、みえない)
ご飯係
嗚呼、見えないんだったなw
ご飯係
こっちだw
春千夜
はい......
ご飯係
お座り......
春千夜
(え？)
ご飯係
やっぱ、無理かやってみたかったんだよなw
ご飯係
座れ
春千夜
はい
春千夜
ﾁｮｺﾝ
ご飯係
確かーこのボタンだよな？
ご飯係
よし
ご飯係
ﾎﾟﾁ
ｳｨｰｰ
春千夜
（動いてる？)
ご飯係
おー上がってる上がってるw
春千夜
（上がってるのか.....)
ご飯係
出来れば俺が買いたかったなーw
春千夜
(買う？)
司会者
さぁ始まりました！
春千夜
？？？
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
