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「最後だけでも____」

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「最後だけでも____」

1 - 青視点

♥

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2022年11月03日

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「最後だけでも___」

僕は青 高校1年生 僕には幼なじみがいる

だけど……

半年くらい前に交通事故にあって今は病院にいる。 だが、

君は起きる様子はちっともなかった。…

ピピッピピッ

僕はまだ夢の中

起きようとしても、

僕の体は全力で拒否する

何を考えても何も思いつかない。

とりあえず今は、頑張って起きることしか考えられなかった。

そう思って、自分の重たい体をゆっくりと起こしていく。

あの人に早く会うためにも

数分してやっと僕の体が起きてくれた。

そしたら、

急に電話がかかってきた

……

…もしもし………

震えた声で言う

病院の先生

あ、蒼瀬 青さんで間違いないでしょうか?

…はぃ…

病院の先生

急な報告なんですけど…。

病院の先生

桃さんが……

…ッ………

僕は嫌な予感がした。

そしたらいつの間にか

僕は走っていた。

僕は走り続ける。

疲れても僕の足は止まろうとはしない。

ただ走り続けている

もう少しで病院に着く

そう思って一気にスピードをあげる

そしたら

前から大きなトラックが走ってきた。

ドンッ!

大きな音が町中に響く。

僕は、今は信号が赤なのにそれを無視してしまったみたい。

もう少しで君に会えたのになぁ…泣

最後だけ……

最後だけでもいいから

君に

ぁぃたかッたなぁ……

まだ君に話したいことがあったのに…

どうしてなのかなぁ…

そう考えていると、

僕の視界は真っ暗になっていった…………。

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