幸 せ は ま た 訪 れ る .

すみません

題名を変えさせていただきます💦

なんか2話を書いてたら

あれ、これ幸せ終わってないやん と思いまして

幸せはまた訪れるという題名に変えさせていただきます

ｷﾞｭ

母上に今日の夜無惨が来ると言われた

言い換えれば

私は今日の夜、爆薬によって死ぬ

死が迫ってきている事はわかっているのに

何故か怖く無かった

母上と父上と一緒だからかな

かなた、くいなとけまりをした

本当に2人は可愛いなぁ

ひなきとにちかと紙飛行機をした

2人はいつも大人だけど

遊ぶ時は子供で

愛らしいなぁ

楽しい時間はあっという間に終わり

そろそろ無惨が来る

『作戦がバレないよう、』

『顔色を変えてはいけませんよ』

私は何も考えず、

母上と父上の傍にいることだけを考えた

失敗したら

母上と父上の命が無駄になる

無惨を倒すチャンスも見逃してしまう

最期まで産屋敷家長女として

立派な姿を見せたい

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ…

父は力なく無惨に話しかける

身を投げることを決め

死がすぐそこだとわかっていても

顔色1つ変えず

いつもと変わらない穏やかな声音で 話し始める

私は心底興醒めしたよ 産屋敷

醜い 何とも醜い

"禰豆子を手に入れさえすれば"

君の夢は叶わないよ

"永遠"というのは人の"思い"だ

君が死ねば全ての鬼が滅ぶんだろう？

ﾒｷﾒｷ

ｷﾞｭ

私達産屋敷家の3人は

家族の暖かい腕に包まれながら

ﾊﾞｧﾝｯ!!

天へ昇った

私の子供達よ…

後は任せた

無惨を倒してくれ

何十年という月日が経ち

世界は鬼の居ない平和な世界になっている

しっかりとお祈りしてから

産屋敷の屋敷へ帰ろう。

ええ、ちゃんといますよ

次会う時には…

8人で幸せな日々を送るんだ

産屋敷家は

"8人" 揃って "産屋敷" なのだから。

𝑒𝑛𝑑

これで完結です🎉

ちなみにひなきちゃん、にちかちゃんは死んでないという設定にしてます

読んでくれてありがとうございました🙇‍♀️