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私を入れて此方側三名と探偵社員三名が戦闘中
何だかさっきから寒気が止まらない…
厭な事が起きそうな気がする…
今はそんなこと考えてる場合じゃないのに…っ
なのに…っ!!
どうしても気になって仕方がない…っ
太宰放弋
きもちわるい…
本当に辞めてほしい…
今は大事な時なのに…
ここで役に立たなくてどうする…!
ちゃんと考えて、芥川さんと樋口さんに最善策を!!
太宰放弋
太宰放弋
太宰放弋
なんで今…ッッ
太宰放弋
自分の無能さに絶望し死にたくなった
その時、聞き馴染みのある懐かしい声が聞こえた
?
太宰放弋
…兄さんだ。
雰囲気は昔と比べ随分と変わり声色も何となく明るい気がする
だが、私には判る。
あれは確実に兄さんだ
私は嬉しいという感情でいっぱいだった
だけれどそれと同時に
嗚呼、矢張り私を置いていったのか
そんなドス黒い色の失望感もふつふつと湧き上がってくる
ここで全てを終わらせてしまったら楽なのだろうか
死ねばこんな気持ちにもならなくて良いのではないか
そんな思考でしか考える事が出来なくなってきて
周りの音さえも聞こえなくなって
目が霞んで…
あぁ、不味い
このままじゃ暴走してしまう…
私が意識を手放したら中也さんの汚濁状態と同じく
考えたり力を抑えたりする事が不能になる
然して全ての物や人に対して嫌悪感を抱き
嫌いだと思い込んでしまう
期待の眼差しだけ持っていた時はそこ迄だが
今は違う
人を殺す異能、 裏切りの眼を持ってしまった
誰か私を止めてくれ
頼む
このままじゃ
私含め全員死ぬ羽目になる…っ