テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

ミセスと妄想恋愛

第3話 - エピソード3

131

2024年06月20日

#ミセスグリーンアップル

#恋愛系

あすか

ここは、もときの家。正式にカレカノになった私たちは、お家デート❤️

あすか

やっぱ広いね。このお家。

もとき

そうかな。あすの家の方が3倍は広いんじゃない？

もとき

だって、あすの家お金持ちだし。

あすか

いやいや、このお家オシャレでいいね。

あすか

ご両親は、2人とも出張なんだっけ？

もとき

うん。自分の子供をなんだと思ってるんだか。
いつ帰ってくるかね。

あすか

帰ってくる予定とかないの？

もとき

あっても、別にすぐには帰ってこないよ。

あすか

そうなの。

もとき

あ、ごめん。なんか飲む？のどかわいたでしょ。

あすか

うん。のどかわいちゃった。

もとき

じゃあ、何がいい？あ、炭酸好きだったよね。昔から。

あすか

うん！めっちゃ好きだった。

もとき

じゃあ、持ってくからちょっと待ってて。

あすか

（もときは、どうしてご両親の話になると憂鬱そうになるんだろう。もしかして何かある？）

あすか

ねえ、もとき。

もとき

ん？どうした？

あすか

もし、なにか悩んでたら相談してね。ちゃんと。

もとき

え、う、うん。何急に。でも、ありがとう。あすの方もね。

あすか

私はいいから。

あすか

ねえ、いつからあすって呼ぶようになったの？

もとき

中学ぐらい？ごめん、嫌だった？

あすか

ううん。嬉しい。でも、、、

あすか

でもさ、、、

もとき

え？なんて？

あすか

なんでもない。

もとき

はい、炭酸ジュース。

あすか

うわー。懐かしい。いただきます！
ｺﾞｸｯおいしい！

もとき

そっか。良かった。

もとき

もし、あすって呼ばれるの嫌だったら言ってね。

あすか

え？全然、嫌じゃないから！嬉しいし！

もとき

そ、そっか。さっきさ、なんて言おうとしてたの？

あすか

え、あ。いや、なんでもないから。

もとき

本当に？すごく不安そうな顔してたから。なんだったの？

あすか

ほ、ほんとうになんでもないの。

もとき

ほんとうにほんと？どんな事でもいいから言っていいからね。

あすか

（でた。やさ男。）あのさ、どうしてご両親の話をすると浮かない顔するの？

もとき

あぁ、それが気になってたんだ。

もとき

うんまあ実はね、昔から母さんと父さんは仲良いけど俺のことは全然大切にしてくれなかった。
それに、母さんと父さんの思うように動かされて全然やりたいこともさせてくれなかった。

あすか

そうなんだ。
いつも、会うとすごく仲良さそうだったから。
そんなことがあったんだ。ぜんぜん、分からなかった。

もとき

本当はもっと行きたい高校もあったんだけどな。
だから、なんかもう色々と諦めかけてきたな。

あすか

そんな。分かった！

もとき

え？

あすか

（手を差し出す）ほら！

あすか

（握手をして）私は、親でもないから大したことはできないと思うけどこれから卒業までもときのやりたいことできなかったことたくさんしてみない？私にできる範囲でだけど。
卒業まで、この高校にきて良かったって絶対思わせる！約束する！

もとき

いや、そんな。この高校にきて嫌だったわけじゃないし。
やりたいことはもういいかなって思ってるし。そこまでしなくても。

あすか

だめだよ！やりたいこと諦めちゃ！

あすか

もときが教えてくれたんじゃん！
中学校で、部活入りたかったけどおやに反対されてたとき背中を押してくれたでしょ。
だから、今度は私の番！些細な事でもいいから、やりたいことやってみよう！

もとき

うん。ありがとう！

もとき

じゃあ、早速言っていい。

もとき

もっと、もっと友達とどこかへ出かけたりしたかった。
親からダメって言われてて遊んだこともなかったから。

あすか

そっか。うん、分かった。じゃあそうしよう。
滉斗たちも呼んで行こう！ちょいまち、LINEしとくね。

もとき

待って！（手を掴まれる。）

あすか

え？

もとき

まずは、2人が良いな。
まずは、2人でどこか行きたい。遊びたい。

あすか

わ、分かった。じゃあ、いつ行く？

もとき

いつだったら行けそう？

あすか

私はもういつでも。部活やってないし。

もとき

じゃあ、急だけど明日でも良い？明日、土曜だし。

あすか

いいよ！楽しみ！

もとき

ねえ、本当にいいの？気使わなくていいから。

あすか

これは、初デートも兼ねてだね！

もとき

うん。そうだね。

明日の予定をたくさん話して。。。

あすか

じゃあ、明日に備えて私もう帰るね！

あすか

今日、昼帰りで良かった。じゃあ、またね！

もとき

うん。ばいばい！

あすか

やばいやばいやばい！
人生初のデート！

あすか

え、服とか？どんな感じで行けばいいんだろ。持ち物とかは？全然、分かんなーい。

あすか

よし！そんなときは！

あすか

みかにでんわだ！

あすか

「あ、もしもし？」

みか

「あ、あすかじゃん。どうしたの？」

あすか

「やばいことが起きたの！」

あすか

「明日、初デートなの！！」

みか

「え、マジ？おめでとう！良かったじゃん！楽しんで！」

あすか

「あ、うん。でさ、みかに教えて欲しいことがたくさんあるんだけど、、、」

あすか

「私にオシャレなデート服とか持ち物とか教えて！」

みか

「私が！？私でいいなら、教えられるけど。」

あすか

「え、ほんと？ありがとう！助かる！」

みか

「え、ほんとに私でいいの？」

あすか

「みかがいいの！」

みか

「分かった、じゃあすぐに近くのショッピングモールのotherってお店来て！」

あすか

「OK！」

あすか

通話
10:00

あすか

よし、明日に備えるぞ！

あすか

あ、いたいた！

みか

お、あすか！改めておめでとう！

みか

で、今回は何を教えて欲しいの？

あすか

うん、あのね、デートに会う服を買いたいんだけどどうしたらいいのか。

みか

なるほどね、任せて！

みか

まあ、そうだな。まずは、彼好みの服を着るのが大切だけどもときくんてどういう
服が好きなんだろう。

あすか

全然、聞いたこともないな。

みか

ま、いっか。

みか

あすか、スタイル良いしどの服も似合うだろうから。
じゃあ、とりあえずそれぞれ気になった服探してこよう。

みか

まずは、そこから。じゃあ、好きな服とか着てみたい服持ってきて！私も
持ってくるから！

あすか

う、うん。

1人で、お店の中をまわり始めて

あすか

うーん。好きな服着てみたい服か。

あすか

わぁ、かわいい！このスカートかわいい！

みか

うーん。あの子どんなのが似合うのかな。あ、このワンピースいいかも！

2人が気になる服を持ってきて集合！

あすか

私は、5個！

みか

私は、6個！

みか

このお店良いよね。試着の服の数が15までならOK！ギリギリ、11着だし。

あすか

へえー。そんなにいっぱいOKなんだ。すご〜い。

みか

じゃあ、早速きてみよう。

あすか

うん！！

11着、試着が終わり、、、

あすか

よし、終わったーー！

みか

お疲れ様！

あすか

じゃあ、この上に着るのはこれでスカートはチェックでとりあえず、2点買おう！

あすか

（この写真のカバンは抜きです。）

みか

え、いいじゃん！いいじゃん！じゃあ次は、かばんね。

あすか

うん。

あすか

私、これ好きかも！

みか

かばんは持っていて気分が上がるのがいいから、確かにいいかも！

あすか

じゃあ、これ買おうっと。

みか

じゃあ、あとは靴も大事！ちょっと、ヒールがあると可愛いけど。

あすか

あ、これ合いそう！これにしよう！

あすか

私、イヤリングもつけたいな！

あすか

あ、明日はこれの金色つけていこう！

みか

可愛いね！ぜったいあすか似合うよ
！

あすか

ほんと？ありがとう。

あすか

よし、こんなもんか。

みか

いいじゃん！コレで明日は完璧！

あすか

でも、、、

みか

あ、メイク！メイク選びにいこう！

別のお店で、メイクも選び終わり、、、

あすか

みか、今日はありがとう。

みか

うん、明日楽しんでね！

あすか

うん！じゃあね！

みか

バイバイ！

あすか

よし、今日は楽しみ！昨日みかと一緒に服とか選んだし！

心乃

あれれれ。あすかじゃない？

あすか

こんにちは！

心乃

何しにきたの？

あすか

えっと、今日は、、友達と遊ぶ約束があって。待ち合わせです。

心乃

へえー。もとき君とデートかー。羨ましい。

心乃

ねえ、デート今日行かないでくれる。実はさ、先にもとき君と最後諦めるために
1回だけ遊ぼうって約束してたの。

心乃

まあ、もとき君優しいからそれをあすかに言えなかったんだね。

あすか

ど、どういうことですか？心乃先輩と先に遊ぶ約束を？

心乃

うん。そういうこと。ただし条件付きで、あくまでも私がもとき君をあきらめられ
るようにするためってね。

あすか

そ、そうなんですか？それ、本当ですか？

心乃

うん、ほんとだよ。

あすか

じゃあ、いつ約束しました？

心乃

2週間前の金曜日かな。

あすか

ほんとだ。私よりさき、、、

あすか

心乃先輩は、ここでもときと待ち合わせを？

心乃

うん、まあね。まだ来ないのかな。

あすか

じゃあ、私は帰ります。

あすか

（背を向けて帰っていく。）

心乃

ﾌｯ案外チョロいじゃん。

あすかがいなくなったあと。

もとき

あれ、あすかー？

心乃

あれ、もとき君！
久しぶり！

もとき

今度は何しに来たんですか？

心乃

さっきね、あすかがここにいて一緒に喋ってたの。

もとき

え？どういうこと？

心乃

そしたら、あすかがお母さんから電話来たみたいでそれが両親の急用ができたみた
いでさ。デート来れなくなっちゃったんだって。それで、もとき君に伝えて欲しい
ってことだったの。

もとき

え、てことは今日はデートできないということを伝えるために僕を待っていた？

心乃

うん、そうだよ。

心乃

（甘い声で）でさ、今日限りのチケットで映画見にいく予定だったんでしょ？

もとき

ああ、まあ。でも、あすかいないなら帰るか。

心乃

えーちょちょちょ。代わりに誰かと観に行くって手はないの？

もとき

絶対ない。だって、あすかとのデートのためのものだから。

心乃

私と行かない？

もとき

は？

心乃

私と今日1日デートして？だって、帰ったら暇なんでしょ。

もとき

まあ、そうだけど。この時間は、あすかのために空けた時間だから。

心乃

そんなこと言わずに。今回、デートしてくれたらもう何もしないから。
もとき君にも、あすかにも。心乃、絶対誓うから！

もとき

本気で言ってる？

心乃

私は、本気。諦められるかは分からないけど、もとき君たちにもう手は出さない！
だから、お願い！！

もとき

嘘ついたら、どうする？

心乃

そんなん考えない。だって嘘つかないから。

もとき

分かった。じゃあ、今日だけ。

心乃

ほんと？嬉しい！

もとき

でも、今日だけ！！

心乃

うわ、このカフェオシャレ！
もとき君が選んだの？ここ。

もとき

うん。あすかオシャレなのが好きだから。ここ良いかなって。

心乃

そうなんだ。

心乃

あ、私コレ欲しいな！

もとき

それ、期間限定の美味しいやつじゃん！

心乃

え、そうなの！

もとき

ていうか、お金どうすんの？

心乃

あ、私出すよ。

もとき

いいよ、俺出すから。

心乃

え、良いの？（優しすぎる。好き❤️）

もとき

うん、じゃあ俺はコレで。

心乃

それ良いね！

注文が終了し。

もとき

はあー。

心乃

どうしたの？そんなうかない顔で。

もとき

いや。あすかがいないってこんな寂しいんだなぁってさ。

心乃

ねえ、それ私じゃ埋められない？

もとき

無理。

心乃

そう、かな？じゃあ、埋めてあげる。

店員

こちら、〇〇と〇〇になります。
ごゆっくりどうぞ。

もとき

ありがとうございます。

店員

ペコリ

心乃

あ、これやっぱ美味しい！
もとき君のは？

もとき

うん、めっちゃ美味しい。

心乃

えー。ねえそれちょうだい？心乃も飲んでみたい。

もとき

（冷たく）自分で、頼めば？

心乃

え、いやその一口だけ！お願い！

心乃

（これで、間接キス狙えるなら最高でしょ。さすがに、あすかともときくんも
これはできないでしょう。）

もとき

いや、まあ良いけど。でもっ

心乃

ありがと！

心乃

ｺﾞｸﾘうわ、美味しい！

もとき

まだ、話途中だったのに。。。

心乃

あ、ごめん。てへぺろ。

心乃

（これで、即落ちでしょ。）

もとき

は？何やってんの？

心乃

え？

心乃

（まさか、落ちてない？！そんな、この私のてへぺろに耐えた人0人だよ！
記録破った？）

もとき

ねえ、次何すんの？

心乃

そ、それはこっちのセリフ。

もとき

え？

心乃

ねえ、カラオケ行かない？

もとき

まあ、良いけど。

心乃

私、歌いたい曲があるんだよね！

もとき

へえー。

2人は、カフェを出てカラオケに来た。

心乃

あー久しぶりにカラオケ来たな〜。ありがとうね。

心乃

え、あ、うん。

もとき

早く帰りたいから、とにかく歌いたいの歌っちゃって。

心乃

もとき君は、好きなアーティストとかいないの？

もとき

いるよ。

心乃

え、誰？教えて！

もとき

Mrs GREEN APPLE

心乃

あ、わかる！私も大好き！

もとき

良いよね。誰が好きなの？

心乃

私は、ギターの人かな。めっちゃかっこいい！

もとき

いやいや、僕はボーカル推しだな。ボーカルの人、なんでもできちゃってあの
高音てカッコ良すぎでしょ！しかも、ビジュも良いし！

心乃

ボーカルもいいよね。

その後も、Mrs GREEN APPLEの魅力を語りながら歌い終わり、、、

心乃

よしもう歌い終わったー！

もとき

おつかれ。じゃあ、帰ろう。

心乃

ねえ、ちょっと。

心乃

（しょうがない。何をしても落ちないなら最後はこれで！）

もとき

え、終わったんでしょ？

心乃

ちょっと来て！

心乃

（もときを椅子に座らせる。）

もとき

え、帰らないの？

心乃

帰りたくないの。ねえ、やっぱり今日デートして思っちゃったの。
私には、もとき君しかいないって。今日は、もうちょっと帰さないで。
どうせ、うち両親家にいないし。もときくんもいないんでしょ？家に。

心乃

（どんどん、顔に近づいていく。）

心乃

好き❤️キスしていい？

心乃

浮気しよう。あんな女選ばないで。

心乃

（もう少しでキス寸前。）

もとき

悪いけど、嫌い。

心乃

は？

もとき

ていうか帰るから。

心乃

なんでよ！なんで、昔から私の恋は叶わないの？

もとき

それは、あなたに原因があるからじゃないの？

心乃

は？もう、いいよ！何もかも！

心乃

そんなに、あの女が良いの？あいつのどこが良いの？ねえ、もときくん！

もとき

好きだから。あすのこと。

心乃

ねえ、私もみてよ。

もとき

もう十分、その性格にはうんざりだから。

心乃

そんな、、、

もとき

じゃあね。

心乃

ダメだから。帰っちゃダメ！帰ったらあすかのとこ行くんでしょ。

心乃

心乃は、もときくんを傷つけない。でもあの女は、いつか傷つける。

もとき

何言ってんの？

心乃

もういい、家まで送って。

もとき

は？無理だよ。時間の無駄。

心乃

これが最後の頼みかもよ。

もとき

約束破るでしょ。

もとき

信じれないし。はい、帰るぞ。

心乃

送って。

心乃

(これで、最終手段。もときくんを部屋まで連れてきてキスもして興奮させたら、
私の勝ち。)

心乃

無理にでも、手引くから。

心乃

あすのへや入ったことある？

もとき

いやまだ無いけど。デートでそうするつもりだったのに。

心乃

もういいよ。

心乃

ﾁｭこれでも落ちない？

心乃

ﾁｭﾁｭｰﾁｭｯﾁｭｯ

心乃

ﾊｱﾊｱﾊｱ

心乃

興奮してきた？

もとき

最低、やめて、やめて！

心乃

やめられないの。私、もう。ここまできちゃったからやめられないの。

心乃

(もときの服のボタンを外す。)

もとき

なにしてんの？キモい！

心乃

でも、まだ興奮してないなら今日だけは私が頑張ってあげる。

もとき

やめ、ろ！

もとき

帰るから。

そんな頃、あすかは。

あすか

はあー。もう終わったかも。

あすか

そんな時は、ミセスの曲聴こうっと。

あすか

♪♪

あすか

みかに電話しようかな。やっぱ、やめとこ。

あすか

ぴこぴこ

あすか

ん？もときから？

もとき

「用事、大丈夫だった？急用だったんでしょ？ごめんね、急にデートなんか
誘って。今度は、2人でちゃんと出かけよう。」

あすか

え？急用？私が？

あすか

「もときー！私、急用なんてなかったよ！」

もとき

「え、急用でデートできなくなったんじゃないの？」

あすか

「違うよ。」

もとき

「今から会える？」

あすか

「うん、会えるよ！」

もとき

じゃあ、俺の家来て。

あすか

「分かった。」

あすか

心の声　んー、でもなんか先輩と出かけた後のもときに会うなんて嫌だな。嫉妬？

あすか

ま、行くか。

あすか

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

もとき

あ、あす！

もとき

ちゃんと、来てくれたんだ。ありがとう！

あすか

うん。

もとき

ねえ、話したいことがある。

あすか

ごめん。今度で良い？

もとき

え、何か用事？

あすか

え、あ、うん。よ、用事。

もとき

そう、、、
本当に、用事あるの？

あすか

え？なに言ってんの？

もとき

いや、なんかぎこちないから。絶対嘘ついてる。

あすか

はー？何言ってんの？嘘なんてついてないし。

あすか

ていうか、本人でもないのに分かったようなこと言わないでよ。

あすか

なんなの。ついさっきまで。。。

もとき

もしかして、嫉妬してる？笑

あすか

笑い事じゃないし！嫉妬なんてしてないし！

もとき

そっか、、、

あすか

え、今日暑かった？

もとき

今日は、めっちゃ涼しかった。

あすか

え、ちょっと待って。

もとき

え、なに？どうしたの？

あすか

な、なんでなんで顔にキラキラついてて服のボタンそんなにあいてるの？

もとき

いや、これは

あすか

まさか！先輩とシたの？そんな、、、

もとき

いや、違うからシてないし！

あすか

じゃあ、なんで？

もとき

帰りに、無理矢理連れて行かれて。

あすか

どこに？

もとき

家の部屋に。

あすか

はあ？それで？

もとき

強引に色々と。

あすか

なんなの。浮気したの？

あすか

それとも、そんなにあの女がいいの？

あすか

どうせ、あんな女ただ性欲強くて強引にもときのこと引っ張ってるだけじゃん！

あすか

なんで、なんで、

もとき

嫌いだから。あいつのこと。

あすか

嫌いだったとしても、初デートの日にさすがにそれはダルいし。

もとき

ごめん、本当にごめん！今度、挽回するから、ごめん！

あすか

許す、許さないの問題じゃなくて不安だったの。

もとき

不安にさせてごめん。

あすか

だって、私にはキスもそれ以上のこともまあまだ付き合い始めたばかりっていうの
もあるけど、してくれないくせに！どうしてあいつだと受け入れるの？

あすか

どうせ、キスしたんでしょ。その後はわからないけど。

もとき

したっていうか、されたっていうか。

あすか

もう、なんで、なんで私はこんなに怒ってんの！

もとき

ﾁｭ

あすか

(////)

もとき

あすが嫌がるかなと思ってたけど、そんなに思ってくれてたなんて。

もとき

ﾁｭﾁｭﾁｭ

あすか

やっぱりもときが好きだ。今怒ってる時、一瞬嫌いかもなんて思ったけどやっぱり

あすか

私にはこの人しかいない。

あすか

ﾁｭ

もとき

え？

あすか

え？

もとき

めずらしい！そっちからしてきてくれるなんて。

あすか

私、分かった。もときが好きなんだ。

もとき

フッ　可愛い。

もとき

それは、嬉しいな。じゃあ、僕からももっと愛を。

もとき

ﾁｭﾁｭ…

あすか

ﾊｱﾊｱﾊｱ

あすか

今度は2人でちゃんと出かけよう。

もとき

うん！ごめんね。

あすか

うん！

ミセスと妄想恋愛

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

131

2件

最高です

あすか

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ミセスと妄想恋愛

第3話 - エピソード3

#ミセスグリーンアップルの新着小説
一覧

作者の他の作品すべて見る

関連するタグ

ミセスと妄想恋愛

第3話 - エピソード3

#ミセスグリーンアップルの新着小説一覧

作者の他の作品すべて見る

関連するタグ

#ミセスグリーンアップルの新着小説
一覧