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類冬転生パロ

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類冬転生パロ

第3話 - 類冬転生パロ3

3,103

2022年07月18日

#腐ロセカ

#類冬

#転生パロ

Unfadingトウヤ(猫魈)

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Unfadingトウヤ(猫魈)

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冬弥

ﾕｾ、フラグと言うのは、高確率でなるものだぞ。

類

やっぱり、なってるじゃないか…

ﾕｾ

マジか……。

冬弥

書くんだろう？

類

書くよね？(圧)

ﾕｾ

………書くよ…そんなにプレッシャーかけなくても。

ﾕｾ

ここから、冬弥のアイコンが変わる。類のアイコンも。

失われし記憶

思い出せぬ記憶

俺の全ての記憶が戻るのは

いつなんだ？

ふと、昔(前世)の記憶を夢で見た

昔(前世)の俺は……

とある、一国の王国の王子だったらしい……。

まさか、俺の前世が……

あんなに凄かったとはな……。

─ 総合病院病室 ─

類

……冬弥様、未だに目覚めないのですね……。

冬弥

…………………。(類を庇って大怪我を負い、病院に入院してる)

類

何故…貴方は……私なんかをいつも庇うのですか…

冬弥

…………………。(一向に目覚めない)

類

私は……貴方様に…このような目にあってほしくないのです…。

冬弥

……………………。

類

それなのに…貴方と言うお方は……。

そっと、病室のベットで目覚めない前世の主君の頬に手を添える

類

……私を…1人に……孤独(独り)に……しないでください………。

冬弥

…………………………。

類

…やはり、お目覚めにならないのですね……。我が主君…。

冬弥

……………………。(相変わらず、目覚めない)

類

……冬弥様…。

類

…また、明日、来ますね……。

そう言って、病室を出て行く。

─ 神山高校校門前 ─

司

おーい！類！

類

……やあ。司くん。

司

ああ！実は今度のショーで………

類

すまない。用なら後にしてね。

司

……は？

類

僕には…行かないといけないところがあるからね。

司

あ、あぁ…では、また後でな！

類

……ああ…。

そのまま、神山高校を後にする。

類

心『……冬弥様に…花を持って行きましょうか…。』

類

心『紫のヒヤシンス……。』

類

心『確か……花言葉は──』

店員

いらっしゃいませ！

類

すみません。

店員

はい！なんでしょうか？

類

この紫のヒヤシンスをお願いします。

店員

分かりました！少々お待ちくださいね！

類

はい。ありがとうございます。

店員

どうぞ！

類

ありがとうございました。

店員

またのご来店お待ちしております！

類

……冬弥様に…許してもらえるでしょうか……。

─ 病室 ─

類

……冬弥様…。(病室のベットで横たわっている主君を見てる)

冬弥

……………。(ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ……ﾋﾟｯ………。と、心電図の音が病室に静かに聞こえる)

類

冬弥様…。

類

やはり…目覚めないのですね……。(買ってきた紫のヒヤシンスを部屋の花瓶にそっと飾る)

冬弥

………………。

類

冬弥様…。

類

この世界は…前の世界よりも、穏やかで静かで…何より平和ですよ。

類

この世界には、前の世界には無かった物が沢山ありますよ。

類

ショー…という娯楽もあるのです。

類

私は……そのショーとやらの演出家兼役者を務めてるんですよ。

冬弥

……………………。

類

………冬弥……様…。

類

貴方は…いつになったら目覚めるのですか…？

類

何年経っても…私は…貴方が目覚めるのを待ってますよ…。

ﾕｾ

今回はここまで。

ﾕｾ

次は、一気に飛んで数年後の話になります。

ﾕｾ

類が20歳で冬弥が19歳です。