霊守家の妖怪

わたしは今日も鈴と出会ったあの神社に来た

学校にて

今日も教室のあちこちから私……… 霊守紫衣 に対する罵声が聞こえる

最悪だ、毎日こうだ、 何で私ばっかり、 そう思っていると教室の戸が開いた

このクラスはいつもこうだ、 いじめられそうな奴がいれば いじめる そんなクラスだ、 非現実を、刺激を求めていつも こうやって誰かをいじめる話をする

先生の声とともにクラスの引き戸が開いた

え…………嘘だ、そんなまさか そう思うのと裏腹に声が先に出た

やってしまった

あっという間にクラス中に 私の失敗を責める声がひろがる

慣れていたことなのに…何故か 胸を深く突かれたような感覚が広がる

バン！！

鈴…いや、レイが教卓を叩いたまま、クラスメート達を睨みつけた

クラスメートのAが聞く

こうして、朝のホームルームが始まった

放課後、教室にて

廊下にて

私は歩きながら今日起きたことを整理した

今朝のことをふともう一度思い出した

そういえばけさ、鈴は今日私とずっと一緒に行動してたなぁ、しかもずっとニコニコしてるし……

あと…… 「紫衣ちゃん」

ドキッ

いやいやそれはない……ってか なにドキッて？！私は別に 鈴にそういう感情は……！！！

教室

なんかレイとAが殺りあってる

レイと目があった

Aの攻撃をかわしながらレイが私の忘れ物と思わしきものを私に向かって投げつけた

ポスっ

レイはそう言って何故かニタァっと笑みを浮かべる

私の手元にあったのは…

そう言って鈴はベランダへ行き 手すりを掴み

ベランダから飛び降りた

そう言って私はベランダに行き下を見るが…

隣にAがいる

昇降口にて

そう言って私はため息を付く、 だって、なんか私がAの心配したら Aの態度が変で… 鈴は変な御札を渡してきて、

※彼女は鈍感です

そういえばと思い、鈴から 渡された御札を見る

昇降口で待ってて

振り向くとすぐ後ろにレイがいた

ピロンッ

そう言って私は家に帰った

鈴から電話がかかってきた