10
なつくんは 視線もそらさず 、 真剣な声で 重ねる 。
#🍍N
そこでこさめは やっと理解した 。
なつくんが やりたかった “ 活動 ” というものも 、
一緒にカフェに行った 相手が こさめでなければならなかった理由も 。
それはただ 、こさめが ___
#🍍N
#🍍N
#☔K
#🍍N
#🍍N
#☔K
なつくんが 最初から 本当にしたかった活動とは このことなのだろう 。
あのカフェが炎上しているのを 見つけた時から どうしても “ カフェのため ” に なにか やれることをしたかったのだろう 。
自分とは無関係な炎上に 、 どうしてそこまで なつくんが 助けたいと思ったのかは分からないけど 。
#☔K
今のこさめは 、なつくんの 意見に 惹き付けられていた 。
実際に今日 カフェに行ってみてから この投稿を みて “ あのカフェを救いたい ” と 強く思ったからだ 。
... だけど 、
#☔K
#🍍N
#🍍N
#🍍N
#🍍N
#☔K
... そうだ 。
こさめには 、今まで 積み上げてきた “ こさ ” というアカウントがあるんだ 。
だからこそ 、 それを利用して この炎上を抑える 。
それが今のこさめに出来ること 。
#☔K
#🍍N
#🍍N
#🍍N
#☔K
#🍍N
#☔K
#🍍N
#☔K
そういうお店を紹介する 投稿には 基本的に 店内の雰囲気がわかる写真や
料理の写真が載っているものが多い 。
その写真が素敵なら タイムラインでも目に留まるし 、 文面も読んでもらえる 。
まずはなんといっても 、 無数にある投稿の中でも ぱっ と目を引くような何かが なければいけないのだ 。
#☔K
その 『 目を引く 』 という段階において 、 写真のあるなしは かなり大きな 要素だった 。
こさめの普段の投稿も 、 写真があるものとないものとでは 反応数が 倍近く違う 。
対抗しようとしている 例の投稿は カフェの店内もがっつり うつした写真付きだった 。
投稿があれほど 拡散されたのも その写真が 、多くの人の 目に留まりやすかったからだろう 。
こっちが 写真なしで ただ投稿をしても 、 厳しい結果になるのは 目に見えている気がした 。
写真がないならせめて 、 なにか他に 目を引くような 画像を載せないと __ 。
#☔K
#🍍N
#☔K
#☔K
#☔K
#🍍N
我ながらナイスアイデアを 思いついたことに 、こさめは 咄嗟に言葉を発した 。
でも こさめの この言葉だけでは 伝わらなかったのか 、なつくんは 眉を寄せる 。
そんななつくんに 、 こさめは再び口を開く 。
#☔K
#☔K
なつくんは 一瞬 きょとん とした表情を見せたけれど 、 すぐに 察したような 表情を浮かべた 。
#🍍N
#🍍N
#☔K
#🍍N
#☔K
#☔K
あの 、たまらなく可愛かった カフェの店内とケーキ 。
あれを描きたい 。
描いて 、みんなに魅力を伝えたい 。
思い立ったら 胸が鳴り出して 気がつけばこさめは 立ち上がって しまっていた 。
それと同時に 、少し錆びた ブランコの鎖が 音を立てる 。
#☔K
#🍍N
#☔K
#☔K
#☔K
#🍍N
#🍍N
#☔K
#🍍N
#☔K
威勢よく声を上げて こさめは スクールバッグへと 手を伸ばした 。
そして 、あのカフェの 雰囲気が 頭から離れてしまう前に こさめは 急いで帰宅した 。
こんなにキリよく 終われたの めっちゃ久々じゃない ??笑 最近 ずっと 微妙なとこで 切ったりしてたので なんか嬉しいです 🎀 というかこの作品 、もう10話目ですよ ?! 完結までめっちゃ時間かかっちゃいそう 笑笑 こりゃあ 1話を長くするしかないか ... 💭(
コメント
19件
頑張って!
続き楽しみです!