主
スタート!
少し私の話をしよう
私には「クルペラ」という弟がいた
エーミール
ペラもう…いいよおいで
クルペラ
兄さん!
クルペラ
また…オレのせいで…
エーミール
いやいいんだ
エーミール
大丈夫だから
クルペラ
もうこんな所から逃げようよ!
エーミール
逃げられないよ…
クルペラ
ッッ
クルペラ
でも!
エーミール
ペラ!A国から逃げようとした人間はどうなるのか忘れたのか!?
クルペラ
それは…
エーミール
はぁ…
クルペラ
それでもこの"目"を隠さないといけない理由にはならないだろ!
クルペラ
…………
エーミール
なあ…ペラ……?
クルペラ
なに?兄さん
エーミール
もし…俺がペラより先にタヒんだらこの"目"を貰ってその力を強くするんだ
クルペラ
じゃあオレが先にタヒんだら兄さんが貰ってよ?
エーミール
もちろん
クルペラ
(*´﹀`*)
その約束をした次の日だった
やつらが俺達の計画に気づいたのは…
A国兵士
おい!
A国兵士
こっちだ!
エーミール
お前だけでも…逃げろッッ
クルペラ
いやだ!
エーミール
俺…はもう……
クルペラ
そんなこと言わないでくれよ!
エーミール
ハッハッ…
クルペラ
兄さ…
エーミール
俺が…タヒんだら…━━国に…
クルペラ
あぁ
A国兵士
いたぞー!
その時だった
彼の頭が撃ち抜かれたのは
A国兵士
ガハッ
エーミール
!?
クルペラ
オレが守るッッ
グルッペン
あーららら
トントン
とりあえずペ神呼ぶか?
グルッペン
そーだなー
クルペラ
お前らはッッ
エーミール
ペラ…警戒しなくていい
クルペラ
でも……
エーミール
彼らは私たちが行こうとしていた国の総統様だから…
クルペラ
え…?
グルッペン
うむ
トントン
あ〜
グルッペン
とりあえず君
クルペラ
Σ( ˙꒳˙ ;)
グルッペン
お兄さん…を背負ってこっちに来てくれ
トントン
治療をするから
クルペラ
わかり…ました
エーミール
ペラ…ありがとう((ボソ…
その日私は初めて総統に会った
そして…ペラ…あぁ クルペラが私を守るために身代わりに…
エーミール
しんぺいさん!ペラは…生き返りますよね……
しんぺい神
もうここからは彼の力を信じるしか……
エーミール
……
エーミール
しんぺいさんって…目の切除は出来ますか?…
しんぺい神
まあ…それなりには
しんぺい神
どうして?
エーミール
ペラと約束したんですペラが私よりもはやくにタヒんだら彼の目を貰うと…
しんぺい神
わかった
しんぺい神
器具の準備をしておくよ
エーミール
ありがとうございます……
その次の日にペラは息を引き取った…
エーミール
ペラ…!ペラァァ!!……
彼は最期まで笑顔だった
エーミール
(呪いでもはいてくれたらラクだったのに……)
しんぺい神
エミさん……?
エーミール
はい
しんぺい神
白色の方かい?
エーミール
ええ
エーミール
そして
エーミール
この青い瞳をペラに
しんぺい神
!
しんぺい神
了解…
しんぺい神
とりあえず麻酔で寝てもらうよ?
エーミール
わかりました
しんぺい神
それじゃあ
しんぺい神
おやすみなさい……
エーミール
あぁ…成功したんだ…
エーミール
ペラ…(右目に手を当てる)
しんぺい神
………
エーミール
ありがとうございます…しんぺいさん…
しんぺい神
いや…俺は言われた通りにしただけだよ
エーミール
でもッッ……
エーミール
本当にありがとうございます…
私にはそういう過去があった… だからか楓雪くんを放っておけない
同郷だからか…
はたまた同じような経験を しているからか
どちらにせよ大切にしなければ…
主
わあ…
主
それじゃあペラくんの見た目
主
エミさん
主
そして!
主
過去編楽しいけど
主
タップ数かかるね!
主
そんじゃーおつー!







