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君と見た、2人だけの夕陽

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君と見た、2人だけの夕陽

1 - 君との出会い

♥

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2023年04月06日

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K

なんか切ない系のストーリーを作りたいといきなり思いまして!

K

作りました!

K

今回登場してるれるのは、この子達です!

莉子

こんにちは!觜宮莉子(はしみやりこ)っていいます!

う、宇良紬(うらつむぎ)です、 !

K

2人とも可愛いぃー!

莉子

Kはブスだね!^^

K

えぇ!?

K

なんか悲しい(´;ω;`)

…真に受けない方がいいよ

K

心配してくれるの!?

いや、ブスってことは事実…

K

え、悲し))

K

ま、まあ気を取り直して!どぞ!

学校という場所は、本当につまらない。

椿ヶ丘高等学校登校初日。

私はポツンとひとり、学校の校門を通った。

周りのはしゃぐ声が、いやでも両耳に入り込んで来る。

そんなことも気にせず、私は1年2組の教室を開け、そそくさと自分の席につく。

私は、窓からの景色がよく見える1番左側の端の方の席だった。

私は授業中が始まるまで、ずっとその窓から見える快晴を眺めていた。

この生活が慣れ、しばらくたった夏のある日。

帰り道に通る病院の窓に、ふと目をやった。

莉子

ん?窓に…人?

するとそこには、窓から小さな身体を乗り出し、寂しげに夕日を見つめる、1人の少女がいた。

莉子

年齢は…私と同じくらい…かな?

その少女は、ここらかでも分かるくらい整った容姿だった。

シルクのように白い肌、ぱちりとした大きな目、くるんとカールしてあるまつ毛、高い鼻、プクッとした綺麗な形の唇。

莉子

じーっ👀(綺麗な人…)

……!

少女がこちらに気づくと、恥ずかしいのか、頬を赤くし、窓を閉められた。

莉子

あっ…

莉子

し、閉められちゃった…

莉子

それにしても、綺麗な人だったな…

(さっきと風景が違います!ごめんなさい!)

また翌日、あの時少女がいた病院の窓を見上げる。

莉子

(昨日の子、いるかな…)

……

莉子

……!

するとそこには、キョロキョロと道路を見渡す、昨日の少女がいた。

莉子

あっあのっ!

……!

莉子

えぇっとっ

莉子

お、おはようございます!

( . .)ペコッ

莉子

(返してくれた!)

それからそのやり取りが、続いていった。

ある日の帰り道

その窓を見渡すと、いつもの少女が、嬉しそうにこちらを見ていた。

莉子

あっ!

……!

少女が、こっちを見て手招きをする。まるで、中に入って話そうとするように。

私は吸い寄せられるように、その少女がいる部屋に向かった。

莉子

(|・ω・)|ガラガラ

少女がいた部屋に入ると、こっちこっちと、座ってと手を振った。

莉子

こ、こんにちは!

こんにちは。

莉子

(うわぁ…いつもそうだけど、近くで見るとより綺麗に見えるな…)

…なっ名前はなんていうの?

莉子

わっわっ私ですか!?

莉子

えっと、觜宮莉子っていいます!

り、莉子ちゃん!

私は宇良紬っていいます!よ、よろしくね!

莉子

よろしくね!

莉子

紬ちゃんは何歳なの?

16だよ!り、莉子ちゃんは?

莉子

わたしも16歳だよ!

莉子

同い年だねっ!

そうだね、!

莉子

紬ちゃんは、どうして病院にいるの?

……

莉子

あっごめん!変なこと聞いたよね…気をつける!

私、まだ誰にも分からない未知の病気なんだって。よく分からないけど、そう長くは生きられないんだって。もう聞いた時は絶望したよ(笑)

莉子

そ、そうなんだね…

寂しいし、毎日検査とかしないといけないし、最悪(笑)

莉子

大変だね(>_<)

友達もいないし、頼れる人もいない。でもね、莉子ちゃんがわたしの初めての友達だよ!

莉子

……!

莉子

わ、私も!紬ちゃんが初めての友達!

これからも仲良くしてくれる?

莉子

もちろんだよ!

いつタヒぬか分からない私だけど、これからよろしくね!

莉子

大丈夫だよ!絶対治る!

莉子

治ったら、一緒にいっっぱいいろんなとこに遊びにいこ!

そうだね!やくそく!

紬と話していると、学校のことなんかすぐに忘れられた。

ここから、私と紬の関係がはじまった。

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