サボ目線

サボ達の後ろからある男が話しかけてきた。

サボがウミの名を聞き、反応する。

サボが苛立ちを見せる。

『なんだ？なんだ？やべぇ事言ったか？』

シャンクスが笑いながら揶揄う。

サボが歩き出す。

コアラはシャンクス達に頭を下げサボを追いかける。

シャンクス達と別れた2人。

サボが立ち止まる。

コアラが取り乱したサボを見て驚くが口を開く。

歩き出す。

その頃、

シャンクス達は山の中を歩いて行き、開けた場所へ出た。

『アッハッハッハッハ！』

ドン！

シャンクスが覇王色の覇気を纏い、山賊達に怒りを露わにする。

コイツはウミが倒れる原因になった山賊、ウルフだった。

シャンクス達が背を向け歩き出し、姿が見えなくなる。

サボ目線

サボとコアラは病院のような所の庭を歩いていた。

サボがそれを聞き、反応する。

小声でつぶやく。

サボは目を見開いたまま立ち尽くしている。

サボが走り出す。

前方からシャンクス達が歩いてくる。

シャンクスは覇王色を纏ったまま、鋭い目付きでサボの横を通り過ぎていく。

サボは1度振り返るが、シャンクス達が歩いてきた方へ走って行く。

山に辿り着き、足跡を辿って行く。

開けた所に出ると酒ビンだけが転がっていた。

サボは帽子を抑えて叫ぶ。

そして、山を降りる。

サボは無視してコアラの横を通り過ぎる。

ルフィ目線

色んな海賊と戦いながら宝箱へと走っていく。

キッドとローが後ろから走ってくる。

ウミがキッドとローの前に立ちはだかる。

「「邪魔だ！どけ、バカが！」」

ウミがカチンとキレる

「「どう考えてもお前しか居ねぇだろ！」」

その頃、ルフィ達

『やべぇ！麦わらに取られちまう。』

ルフィが宝箱を開ける。

箱の中には何回かに折られた古びた紙が入っていた。

ルフィがそれを広げる。

ゾロが地図をバラバラに斬る。

『なんと！？麦わらのルフィが宝を破壊したぁ！？』

「は！？ふざけんな！麦わら！」

「誰も聞いてねぇよ！」

『ま、まぁ予想外の展開ではあるが宝を見つけた麦わらのルフィの願いを1つ叶えよう！』

『驚きの発言だが決まりだ！宴を楽しめ！』

キラーとサンジが戻ってくる。

サンジがフッと笑う

『準備ができるまで自由にしてもらいたい！以上！』

キッドとキラーが去り、

ローも無言で去っていく。

主催者がサンジに声をかけてくる。

サンジがウミの方を見て、迷っている。

ウミが歩いていく。

キッド目線

ミャー…

薄汚れた子猫が鳴いている。

キッドが子猫の首根っこを掴み持ち上げる。

ウミが猛ダッシュで走ってくる。

「「あ？」」

キッドから子猫を取り上げる。

ウミが猫を撫でながら話しかける。

ウミはキッドを無視してしゃがみ込み、能力で猫に水を飲まし、洗う。