これは 架空の物語ではない
遠くない未来 必ず現実となる 物語である
昼食を終えた楠本は、地震でめちゃくちゃになったキッチンを母と一緒に片付けていた。
2024年9月4日(水) PM2:09
- 52h 03m
さっきから天井からドタドタと音が響いている。おそらくは父だろう。
父は寡黙で、いつも前触れもなく行動をしている。まさに不言実行だ。
恭子
まさき
恭子
恭子
まさき
まさき
恭子
まさき
まさき
恭子
稔
まさき
恭子
廊下に抜けるドアの前に父が立っていた。両手に何か箱のようなものを持っている。
稔
母の問いを無視して、右手の箱を床におくと、おもむろにキッチンへと歩きだした。
父はキッチンに入ると、左手の箱を開けた。
中から絆創膏を取り出し、母の手をとると、母の指に絆創膏を巻いた。
恭子
まさき
恭子
稔
まさき
稔
恭子
稔
恭子
恭子
稔
まさき
恭子
恭子
1989年1月5日(木) AM11:53
当時、私達は帝都大学教養学部の2年生だった。
手話サークルに所属していた私達は、いつも自然と一緒に行動していた。
楠本 恭子
小柳津 智人
比金 稔
楠本 恭子
私達は学食へ向かった。
定食を作り会計を済ませ、 先に席についた私は、他の二人を待っていた。
来年度から、私は文学部へ、 稔とのりちゃんは理学部へ進学することが 決まっていた。
比金 稔
楠本 恭子
楠本 恭子
小柳津 智人
志が同じだった彼ら二人は、普段から会話も専門的だった。
小柳津 智人
比金 稔
小柳津 智人
小柳津 智人
小柳津 智人
比金 稔
小柳津 智人
比金 稔
小柳津 智人
小柳津 智人
比金 稔
小柳津 智人
比金 稔
比金 稔
比金 稔
小柳津 智人
比金 稔
楠本 恭子
楠本 恭子
比金 稔
小柳津 智人
このとき私は知らなかったけど、
南関東の地下で何が起きたのか、 この後二人で真剣に議論をしたそう。
そして1年後、二人は本当にこのことについての研究を始めた。
2024年9月4日(水) PM2:19
まさき
恭子
稔
まさき
稔
恭子
稔
まさき
恭子
稔
稔
稔
稔
稔
稔
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