奪われた明日①

20××年6月某日。

とある廃校になった学校である撮影をしていた。

そして、どんどん撮影は進んで行った。

休憩している時に、仲のいい友達のなつみが話しかけてきた。

今。私が撮影しているのは。

1人の狂った女の子とその女の子を異常なほどに愛しすぎてしまった男の子の

異常すぎる監禁物語。

私の演じることねとたくやさん演じるはるきがおりなす物語なのだ。

なつみはそう言うと、帰って行った。

そして昼休憩も終わり、たくやさんとのシーンが始まった。

そしてどんどん撮影は進んでいき…

そして長い撮影は終わった。

着替えを終えてからマネージャーはそう言って、車をだしに向かった。

自分の使っていた控え室に置いてあった紙。そこには、

明日のことで確認したいことがあるので、1人で〇〇スタジオまで来てください

指定された場所に行ってみたけど誰もいなかった。

フードを被ったよくわかんない人に口元をハンカチで塞がれた。

？？はあかねを抱き上げると嬉しそうにスタジオを出ていった。

マネージャーは、作り物の置き手紙を見てから

そう言って、ドアを閉めたのだったー…。