今日は俺の我儘で家に入った
にしても綺麗な家だった
食器もあれば電気も付くし
水も通ってるし、埃ひとつ無い
初兎はやりたいことを全部やらせてくれた
嫌な顔なんてひとつもしなかった
でもなんだか、俺が悲しませているような気がした
ああほらまただ、また悲しそうな顔をする
俺、もう歌えへんわ
大好きな仲間にそう言われた時、初めて絶望というものを感じた
なんで、どうしてと口々に言うメンバーたち
それに対して本人は軽くこう言った
お前らとやる意味を見失ったから。
それ以降一切関わらずに塞ぎ込んでしまった彼。
それでもメンバーは毎日彼の家に通い続けた
ある日たまたまないちゃんが彼の家に行った
その後、俺らは緊急招集された
理由は、彼の持病の話だった
帰ってきた俺は全てを知ることになった
原因はあの死神
…ではなかった
モブ
元凶は俺が嫌いなおばさん看護師だった
本能的に避けてきたのではなく、ちゃんと理由があって避けてきたんだと、その時に理解した
モブ
俺を庇って姿を現した初兎
すると彼は、いいことを思いついたとでもいうように目を見開いた
モブ
モブ
看護師に鎌の刃を突きつけていた彼はにひりと笑った
ALS。
それは、国が指定する、
指定難病の第2位に属する疾患。
コメント
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あのさ~!あらすじ見てこれ俺の誕生日ストーリーやったてことで あっとる? だったらまじ書いてくれてありがと🫰🏻 ほんまに神ぃぃぃぃ✨✨✨ こんな神作かけるのリ様しかおらんん!!!
もうマジで最高だね((超真剣 もうね、…もう…うん…((語彙力皆無 なりちゃんは神だ。うん、うちが認める✨\( ˙꒳˙ \三/ ˙꒳˙)/✨