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#紫苑わーるど!
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緑山紫苑
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#スゴク・ビケイ
シスタスは、
大学が終わり、
家に帰った後、
かなちゃんに貰った球根を
眺めながら考えた。
果たして、
本当にこの世界は
『青いチューリップ』
の世界なのか。
ただただ似ているだけで
別の世界の可能性もある。
その場合、
前世の知識だけに
頼るのは少し危うい。
シスタスは
まだ死にたくはないのだ。
それならば
そもそも球根を土に埋めず、
育てなければいい
という話になるが、
それはあり得ない。
だってシスタスの好奇心が
収まらないのだ。
花小人、絶対可愛いし、
実物を見てみたい。
そう、
花小人が欲しいというのは
前世からのシスタスの
願望でもあるのだ。
シスタスはインターネットで
花小人について
できる限り調べ尽くした。
しかし、
あまり重要なことは
載っていなかった。
そりゃあそうだ。
花小人は最近流行り始めた
ペット的なものであり、
未解明なことが多い。
まだ花小人による
被害は出ていないようだった。
メルティ・シスタス
メルティ・シスタス
メルティ・シスタス
メルティ・シスタス
どうやら、
完全に前世の知識を頼りに、
手探り手探り
育てるしかないみたいだ。
まぁ、
育てれる花小人は一匹だけ
言うルールはないし、
たくさん育てて
実験してみることとする。
ちなみに、
小説では皆二匹目を
育てていなかったな、、、。
いや、
二匹目を育てる前に一匹目に
「心を奪われてしまう(物理)」
という特質のせいかもしれない。
小説のシスタスが亡くなった後、
流石に政府が花小人対策をし、
何か予防策を取られたと考えたい。
小説の中では、
主人公のシスタスが
植木鉢に土を入れて
毎日過分なほど肥料を
水がわりにぶっかけていた。
それが主人公の花小人が
他の花小人よりも頭脳派で尚且つ
ずる賢かった原因かもしれない。
今となれば主人公の花小人の
髪と瞳が緑色だったのも
肥料の色が
原因だったと考えられる。
ならば、
シスタスも、
原作の主人公のように
植木鉢に球根を植え、
肥料を毎日ぶっかける必要がある
ということだ。
なるべく
原作と違った行動を
とりたくはない。
未来の予測が
しづらくなるからだ。
しかし、
シスタスは
小説の主人公とは違い、
青が好きなため、
青色の肥料を
ぶっかけることにする。
シスタスは
可愛い植木鉢に土を入れ、
球根を埋め、
青い肥料を
毎日1リットル
ぶっかけることに決めた。
しかし……
メルティ・シスタス
メルティ・シスタス
そう、
原作の主人公は
毎日1リットル肥料を
あげていたと書かれていたが、
今のシスタスからしても
食費を削って
かなりギリギリである。
メルティ・シスタス
メルティ・シスタス
シスタスは前世趣味で書いた
小説の内容を
そのまま頑張って思い出して
生活費のために必死で徹夜して
10万字執筆し、
宝くじを買うようなノリで
小説投稿サイトの賞に応募した。
3ヶ月後見事大賞を取り、
小説家として毎月ある程度の
お金が入ってくるようになることを
シスタスはまだ知らない。
コメント
1件
うおお第2話読み終えたよ!シスタスの「花小人絶対可愛いし実物見たい」って好奇心が全面に出てて、もうめちゃくちゃ共感したわ...!でも情報が少なすぎて手探り状態なのがリアル。原作と違う行動を避けたいのに、青い肥料を選ぶところがもうシスタスらしくて好き。肥料代2万の出費には思わず「そりゃキツい...」って声出た。生活費のために小説執筆して賞狙う行動力、最高に格好いいよ🔥 この先どうなるかマジで気になる!