私の初恋は禁断の恋でした

この時はまだコロナになる前に書いてたやつ⤴︎

俺の名前は中原中也

この世界では『人魚』と言われている

俺たち人魚は普段は海の中でひっそりと暮らしている

だが俺は海の上に興味があった

このことは他の皆も知っていて快く了承を貰うことが出来た

だから俺はたまに海の上に行き、よく夜の星空を見に行っていた

もちろん、細心の注意を払って、だ

だが、俺はあの日初めて人間に見つかってしまった

人間に何か言われたような気がしたがそれどころではなかった

俺はほぼ反射的に海に戻った

このことは皆に相談した方がいいと思った

「海の上には行くな」とかじゃなくて良かった〜

俺の唯一の楽しみだからな...

今度海の上に行く時は見つからないように気をつけないとな...

あの人間とあったあとから海岸に珍しい物が置かれることが多くなってきた気がする...

いや、気がするじゃないな

絶対に多くなってるわこれ( '-' )

誰が置いてるかは分からないけど持ってっても大丈夫だろ

置いてく方が悪いんだし( '-' )

しばらく珍しいものを持っていって、今日も持ってこようと思ってたらまたあの人間に会ってしまった

多分、初めてだと思う...

俺たち人魚のことを怖く思わなかったり悪く言わなかったのは

彼奴は、太宰は、もしかしたら悪いやつじゃないのかもしれない

それから太宰とはあの場所でたくさん話をした

太宰と話してるとなんか、こう...

心の奥がポカポカする、みたいな

なんて言うんだろうな、この気持ちの名前は

バイしず！