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イライ
ある夜 見知らぬ人が神社に入ってくるのが見えた 誰だ? 僕の血族にあんな奴居たか? いや、気配が違う 人間でもない あの気配は... 鬼か
イライ
とりあえずあいつの行動を探ってみよう 妖狐を滅ぼすような真似をしたらその時は返り討ちにしてやる とりあえず謝必安達に報告だな
イソップ
イライ
イライ
イソップ
気づかれていたか 鬼にしては鋭い目を持っているな
イライ
イソップ
イライ
何故知っている 僕が領主だってことを そんなに有名ではないし血族以外知らないはず
イソップ
イライ
どうする? 信用してみるか? でも僕がここで罠にかかったとしたら残った子らはどうなる? もし僕が死んだら...?
イソップ
イライ
イソップ
降りてみるか... 大丈夫、僕はやられない
イライ
イライ
イソップ
イライ
何だ? 顔を見るばかりで話そうとしないじゃないか やっぱ罠だったのか? いや、だったらすぐ手を出すはず 何がしたいんだ
美智子
イソップ
美智子
イライ
美智子
イソップ
イソップ
美智子
美智子
イライ
イライ
イソップ
イソップ
イライ
鬼が僕に一目惚れ? 待ておかしい 僕は彼に会ったことすらない
イライ
イソップ
イライ
イソップ
イソップ
イライ
何故この領主はここに来た事があるんだ? 美智子さんに用があったのだろうか いや、それよりだ どうする?この状況 まだ理解できない事もあるが... とりあえず断るのが先だろう そう思い、口を開こうとした途端 僕は鬼の領主に引っ張られた
イライ
イソップ
そう言い、鬼の領主は僕の顎を持ち顔を合わせた 見た目は細いが流石は鬼だ 妖狐の力では到底引き離せない 必死にもがこうとするがそれも押さえつけられる
イソップ
名前を呼ばれた瞬間全身が凍りついた 何だろう 圧がすごい オーラがすごい この告白を断ったら僕の人生は終わる そう思う程だった しかも彼は僕の顔を綺麗と言った 僕はお面を付けている そのお面の中まで見えているような言い方で 彼は綺麗と言った
イライ
イソップ
イライ
イソップ
イソップ
隠れていても見える? じゃあ、感情を顔に出せない 彼は顔が見えるから 隠してても無駄なのか さっきよりも存在感が増した 断らなければいけないのに、断れない 僕には了承するしか選択肢が与えられていない 了承しなければ生きていけない
イライ
イソップ
イライ
イソップ
鬼の領主は僕に顔を近づける 驚いて後ろに下がろうとするが押さえつけられてるため下がれない 鬼の領主の口が僕の口と重なる
イライ
今まで味わったことの無い感覚が襲ってくる 手足は痺れたような感覚になり、力が次第に抜けていく 鬼の領主は無抵抗な僕の口の中を舌で掻き乱していく
イライ
頭の中が真っ白になる 今の状況が掴めずに何かを考えることもできない 足の力が完全に抜け、後ろに倒れる それを鬼の領主は腕で支える
イライ
イソップ
鬼の領主が呟いているが今の僕には息をするので精一杯だ 彼の言葉など頭に入ってこない 足はガクガクと震え、鬼の領主に支えられてやっと立てている
イライ
呂律が回らない それ程までに快楽のようなものが襲ってきていた 鬼の領主は驚いた様に質問に答えた
イソップ
イライ
知っていることが当たり前なのか? 恋人は絶対にやる事なのだろうか? 今までこんな事をしている妖狐はいなかった もしかしたら鬼の求愛行動なのか?
イソップ
イソップ
そう言うと彼は何かを企んでいるような笑みを浮かべた あぁ、了承したのはやはり間違いだった だけど彼に名前を呼ばれる度に胸が高鳴る 彼に触れられた場所が熱い 何故だろうか 彼の腕の中は心地よい
終わり