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¦ 小 戸 森 こ だ ま side ¦
神 楽 。
志 村 新 八 。
坂 田 銀 時 。
はしゃぎ散らかす 神楽ちゃんたちに 頭を掻きながら面倒臭そうに 声を掛ける 銀時さん 。
何故 、 私が万事屋さんと海に来ているのかと言うと ____ 。
元々 、 おねーちゃんのストーカーに同行していると 、
海へ行くための準備をしていた万事屋さんたちに 容易くバレてしまい 、
せっかくだから ── 、 という新八さんの言葉で 、 おねーちゃんに同行していた私も海に行くことになったのだ 。
坂 田 銀 時 。
坂 田 銀 時 。
ビクッ
小 戸 森 こ だ ま 。
ま 、 まさか 話しかけられるとは …
銀時さんとは あまり話したことがなくて 、 ついどもってしまった …… 、
ちゃんと話せるようにならないとな 、
そんな風に落ち込んでいると 、 普段全く聞き慣れない声が耳に 入ってきた 。
沖 田 総 悟 。
… !!!
シュッッ
やばい っ 、 と思い 、人見知りLv100の私は 咄嗟に銀時さんの 背中に隠れた 。
銀時さんとはさっき言った通り 、 あんまり話したことは無いけど 、
おねーちゃんから 、 一応話は聞いているから大丈夫だろう 。
坂 田 銀 時 。
沖 田 総 悟 。
そんな二人の会話に耳を傾けてみる 。
なるほど … 、 この人は 総悟さん と言うらしい
ところで 、 と 言葉を続ける総悟さん 。
沖 田 総 悟 。
ッ … !? !?
小 戸 森 こ だ ま 。
小 戸 森 こ だ ま 。
私がパニックになり 、 どうしよう 、 と焦っている時 、 ある声が 私の言葉を遮った 。
猿 飛 あ や め 。
小 戸 森 こ だ ま 。
大声を出して私と銀時さんをまとめて抱きしめる おねーちゃん 。
小 戸 森 こ だ ま 。
私はそう言い 、 おねーちゃんを抱きしめ返す 。
銀時さん 、 心做しか苦しそう … 、 多分もう離れるのも諦めたんだろうな … 。
沖 田 総 悟 。
坂 田 銀 時 。
沖 田 総 悟 。
私とおねーちゃんに撫で回されている間に そう説明してくれる 銀時さん 。
気付いたら 少し遠くの方へ 移動してたみたい 。
猿 飛 あ や め 。
小 戸 森 こ だ ま 。
小 戸 森 こ だ ま 。
銀時さんと一緒に 、 ! と付け足すと 、
おねーちゃんはすごい勢いで ぴゅー ッ と 去っていってしまった 。
小 戸 森 こ だ ま 。
結局 、 おねーちゃんが去っていった後 暇すぎて 皆とは少し離れた海岸に来たのだ 。
小 戸 森 こ だ ま 。
ここの海岸 、 綺麗だなぁ … 。
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。
小 戸 森 こ だ ま 。
聞かれてた … ッ !? ていうか 、 いつから居たの … !?
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。
ど、ど、ど、どうしよう … !?!?
やばい … 、 近くにはおねーちゃんも 、 万事屋さん達もいないし … !!
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。
総悟さんの 問いに 精一杯頷く 。
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。
小 戸 森 こ だ ま 。
あ 、 あれ … !? なんか勢いで普通に話せちゃった … !?
いっつも 、 初対面の人とは 一言も話せないのに … 。
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。
はッ 、 恥ずかし … !!
小 戸 森 こ だ ま 。
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。
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小 戸 森 こ だ ま 。
小 戸 森 こ だ ま 。
勇気を振り絞って 、 感謝の気持ちを伝えて見ると 正面の総悟さんは 一瞬目を見開いた 。
沖 田 総 悟 。
!!
生まれてから 、 ずーっと 極度の人見知りだっけど 、 その案は思いつかなかった 。
小 戸 森 こ だ ま 。
沖 田 総 悟 。
小 戸 森 こ だ ま 。