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¦ 沖 田 総 悟 side ¦
土 方 十 四 郎 。
” テメェ 、 いっぺん死ぬか ! ? ”
叫び声 を 上げながら スパン ッ と 俺 の 自室の 襖を開ける土方さん 。
土 方 十 四 郎 。
そんな土方コノヤローの声で目を覚ます 。
沖 田 総 悟 。
布団を 被ったまま 聞こえるか聞こえないかの声量で ボソリ と 呟くと 、 やはり聞こえていたようで 、
あまりの怒りに震えながら 、 刀を鞘から抜こうとする土方さん 。
そんな時 、 俺の携帯が ピコン ッ と 鳴った 。
土 方 十 四 郎 。
沖 田 総 悟 。
眠くて重い瞼を何とか持ち上げて携帯の画面を付ける 。
沖 田 総 悟 。
すると 、 通知の中に 普段 見覚えの無い ” こだま ” と言う 文字が 。
きっと 、 この間の海で 連絡先を渡したからだろう 。
” 総悟さんで 、 合ってますか ? ”
” この間の 小戸森 こだま です 、 ! ”
文面から伝わるあいつの丁寧な性格 。
そんなことを考えていると後ろからマヨ方さんが言う 。
土 方 十 四 郎 。
沖 田 総 悟 。
土 方 十 四 郎 。
土方さんの声を無視し 、 あいつ との やり取り 目線を戻す 。
沖 田 総 悟 。
生憎 、 女 との やり取りに 慣れておらず 、 なんと返せば良いのか分からず 、” あってまさァ 。 ” とだけ返す 。
土 方 十 四 郎 。
もう怒り疲れたのか 、 土方の野郎は 落ち着いてそう言う 。
沖 田 総 悟 。
俺がそう言い放つと 、 屯所中に バズーカ の 音 が 響き渡った 。
¦ 沖 田 総 悟 side ¦
結局あの後土方さんに引きづられ 、 会議に強制参加することになった 。
マジ くたばりやがれ土方コノヤロー
近 藤 勲 。
近藤勲さんがそう言うと周りの奴らが ザワザワ話し始める 。
近 藤 勲 。
周りの隊士が ” うぉぉぉ ! ” と 叫んでいる中 、 俺は一つ 、 気になっている事があった 。
沖 田 総 悟 。
沖 田 総 悟 。
俺は挙手をし 、 質問をした 。
近 藤 勲 。
近 藤 勲 。
意外にあっさり 許可を出してくれた 近藤さん 。
沖 田 総 悟 。
沖 田 総 悟 。
土 方 十 四 郎 。
怒りで震えながら 青筋を浮かべる土方さんを 無視して 常備しているアイマスクを付け 、 俺は 眠りに落ちた 。