コメント
8件
最高すぎます。
ENTPが後輩もいいけどESTPが後輩もいいね大好物
狸
ESTP
今日も、外の景色も、学校も、友達も、恋人も何もかも変わらなかったな。 なんだか、つまらない。 高校に行ったら何か変わるのかな。 空はもう青くない。散って宙を舞う薄い桃色の花弁が時々視界にチラつく。
やっぱり桜は…綺麗だな…… あれ、さっきまで俺何を考えようとしてたっけ。 …まぁいいか。こんなに綺麗な景色があるんだから…もう少し眺めていよう。
ふと、窓の外から目をそらす。 廊下の大きい時計の針と目が合った。
ESTP
もうとっくに門が締まる3分前 既に誰かが門を閉める準備をしていてもおかしくない…
まずい、早く行かないと。 本当は歩くべきはずの廊下を全速力で走り抜ける。どうせもう誰もいないから大丈夫だろ…
ESTP
ESTP
廊下を走るスピードのまま階段を次々と降りていく。 多少足音がうるさくなるけど、そんなの関係無い。もうこの校舎には誰もいないし あ、でも職員室に先生は居るな…まぁ近くなったらそこだけ歩けばいいか…
ENTP
ESTP
曲がり角を下った瞬間、 自分より背の高い男が視界いっぱいに現れて流石に驚く。 驚き過ぎて尻もちついた…最悪だ……
ENTP
ESTP
危な…笑うなって叫んじゃう所だった。 俺より身長が高いって事は先輩の可能性があるわけだもんな…てか、この人は何やってんだ… そう思いながらさっさと立ち上がる。尻が痛いが今はそれどころじゃない。 こんなところで立ち止まったら門が閉まるのに間に合わない…
ESTP
待てよ。この人もしかして何か上に用事があるのか? この感じ急いでは無さそうだけど…生徒だよな?下校時刻に遅れたら困るはず…
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ENTP
ドタドタッ
一気に走り出した男の黒い髪が揺れて少し崩れるのが見える。 その様が、俺の目の前にチラつく桜の花弁とかなさって見えて 少し、綺麗だなと、思ってしまった。
ドサッ
ESTP
今日も変わらず真っ白なベッドの中に飛び込んで深く息を吐く。 あの人の事が頭から離れない。 よく思い出してみたら綺麗な人だったな。まつ毛の長い少し吊り上がった目、優しく垂れ下がった眉。 白い肌に………あの真っ黒な髪。
ESTP
真っ白だった頭の中を真逆の色でいっぱいにした。 慣れたはずの生活にまた変わった刺激を与えてくれた、あの人 絶対仲良くなりたい…!!
ESTP
ESTP母親
ESTP母親
今日はあの人に挨拶する予定だったのに…こんな時に限って体調を崩すなんて この感じ絶対に熱あるし…学校も数日休むことになりそうだけど…心配かけるのもなぁ…
ESTP
差し出された体温計を手に取って、そうしっかりと返事をした。
ESTP
ESTP母親
ESTP母親
あーあ…俺がもっと演技上手ければ誤魔化せたかな。 なんて言葉が頭を過ぎるけれど、それ以上は考えないように口を開ける
ESTP
ESTP
ESTP
ESTP母親
ESTP
自己嫌悪なんて俺のすることじゃないから。
ESTP
ESTPの彼女
ESTPの友人
ESTP
早く、あの人に会いたい。 友人も、彼女も、前は見とれていたはずの桜の花弁でさえ、今は俺の心を動かさない そうだ。彼が、あの人の存在だけが俺を動かしてくれる。 ほんの少し前までは何もやる気が起きなかったのに、今は漲るように活力が湧いていた。
ESTP
やっと休み時間…まだこの時間なら教室にいる人が殆どのはず。 自分の教室より1つ上の階であの姿を思い出し探す。 まずあの人はどのクラスなんだろう
手当り次第にいこう…まずはA組からだ。
ESTP
教室の中の数人がこちらを向く。 見た感じここには居なさそうだけど…もう教室に居ない可能性もあるな
ESTP
ESTP
先輩生徒
先輩生徒
ESTP
マジか。絶対仲良くなってやろうと思ってたのに。
ESTP
先輩生徒
先輩生徒
ESTP
先輩生徒
先輩生徒
ESTP
先輩生徒
ESTP
先輩生徒
残念だね…?残念どころじゃない。 俺の人生がまた刺激的で楽しくなるチャンスが来たのに、逃した。 あぁ、最悪だ…
ESTP
先輩生徒
ESTP
結局…今日もつまらなかったな… ENTP先輩探してる時はあんなにワクワクしたのに。 もう居ない、のか… 諦めるしか…ない……
いや、まだ
まだ希望はある。 A組の担任ならきっと志望校くらいは知ってるはず、その高校に合格すればまた会えるかもしれない。
ESTP
俺殆どの事はやれば出来るし、頭のいい高校でもきっと受かれる。やるしかない
(1年後)
ESTP
昨日は忙しくて無理だったけど、今日なら先輩を探せる…
ESTPの友人
ESTP
ESTPの友人
ESTPの友人
ESTP
ESTPの友人
ESTP
ESTPの友人
ESTP
ESTP
…あ、あの、黒髪
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
あぁ、やっぱりこの人綺麗だな…
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
良し!同じ部活なら…話す機会も増やせる
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ESTP
ENTP
(1年後)
ESTP
ENTP
ESTP
そういや…先輩がいじめられてた理由ってなんだろう
ENTP
ESTP
いじめられるような人には見えないけどな
ENTP
ESTP
ESTP
気になるけど、出会ってまだ1年しか経っていないし…踏み込んだ話をするのは失礼か
ENTP
ESTP
ENTP
あぁ、心配かけてる …ENTP先輩の目、綺麗だな もう、いいか。聞いても… あなたについてもっと、知りたいから。
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
先輩はそう言って、微笑んだ。 何か、嫌な予感がする。
ESTP
ENTP
さっきから先輩、何も話さないな。 話しかけても相槌だけだし…
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
1歩、踏み出す音が聞こえた と思えば、柔らかい感触。
ESTP
なんで、先輩が…
ENTP
俺に、キス…?
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
なんで、俺にキスした? 俺に言わずとも理由を気付かせる為? それとも、先輩は俺のことが…
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
どうしよう
返せるような言葉が出てこない
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
あぁ、もう
ESTP
ENTP
ENTP
ESTP
この人は…本当に俺の人生を虹色にしてくれるんだな。
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP
ESTP
ENTP