今日はバレンタイン
私にはどうしても渡したい相手がいる
それは_
中平 莉子
原田 莉央
おはよう!
中平 莉子
原田 莉央
中平 莉子
原田 莉央
中平 莉子
原田 莉央
中平 莉子
中平 莉子
元カレじゃん
原田 莉央
まだ優真のこと好きだから...
そう 私が渡したい相手は、
元カレの西森 優真
原田 莉央
原田 莉央
中平 莉子
中平 莉子
応援してる
原田 莉央
そして、放課後
原田 莉央
西森 優真
原田 莉央
今、大丈夫?
西森 優真
原田 莉央
バレンタインのプレゼント
私が持ってきたのは、
原田 莉央
早く食べてね
原田 莉央
今好きな子にあげなよ
原田 莉央
一方的に喋って、 カップケーキを渡してその場を離れた
優真は、何か言いたげな顔をしていた
私がカップケーキにした理由
それは簡単だ
カップケーキには、 ''あなたは特別な人'' という意味があるから
私にとって、優真は 特別な人
私にもう好意を抱いていないことはわかってる
迷惑なのもわかってる
でも、どうしても伝えたかった
優真はそういうのに鈍感だから 気づいていないのだろう
と、思っていたのに_
あっという間にホワイトデーになった
原田 莉央
あれ以来、 優真とは話していない
きっと、もう忘れてしまっているのだろう
原田 莉央
机の中には、
原田 莉央
マカロンが入っていた
原田 莉央
あっ...!
そこには...
莉央へ 市販のでごめん あと、カップケーキありがとう おいしかった 優真
原田 莉央
原田 莉央
原田 莉央
原田 莉央
原田 莉央
西森 優真
原田 莉央
西森 優真
原田 莉央
そうだけど...
西森 優真
今から行く
原田 莉央
電話のあと、間もなく優真がやって来た
西森 優真
原田 莉央
原田 莉央
西森 優真
特別な人って意味だ
原田 莉央
もしかしてカップケーキ...
西森 優真
特別な人って意味だろ?
原田 莉央
西森 優真
もう一度付き合ってください
原田 莉央
はいっ!喜んで...!
バレンタインデーに 願いをこめて
私の想いは彼に届きました