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コメント
1件
うわ、第2話読みました!王様ゲームであのヴァローナが仮面を外してローゼに「愛していますよ」って耳元で囁くシーン、めっちゃドキドキしました…!普段はクールなのに、ああいう形で感情を出すギャップがたまらない。ローゼのパニックっぷりも可愛くて、最後の女装大会に流れていく展開もテンポ良くて面白かったです。続きが気になる〜!
5
みーる
255
聖次
474
ライスボール
217
ケイロン・レスポワンツァ
ケイロンがアルラに小さく聞いた。
アルラ・マンニュ
ウルヅキ・ミコト
ケイロン・レスポワンツァ
ウルヅキ・ミコト
ひそひそ話だったはずの会話に、いつの間にか周囲の耳が集まっていた。 円陣の一角が盛り上がる。 それを横目に、ローゼとヴァローナは円陣の真ん中に寄る。 向かい合ったふたりの間には、ゲームとは思えないほど重い沈黙が落ちた。
ローゼ・S・シュテアネ
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ローゼ・S・シュテアネ
ローゼが鼻で笑う。 まるで興味などないと言わんばかりの、乾いた笑いだった。 ヴァローナはそれを合図にするかのように、仮面へ手を掛ける。
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ローゼ・S・シュテアネ
誰もが辞退すると思っていた。 あるいは、互いに一言も発さず終わるのではないか。 そんな予想さえあった。 けれど。 その仮面が解かれた瞬間、誰もが目を奪われた。 隠されていた素顔。 真っ直ぐにローゼだけを捉える瞳。
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ローゼ・S・シュテアネ
返事を待つことなく腕を掴まれる。 ぐい、と身体を引かれた次の瞬間。 視界が反転した。 押し倒される。 背中に伝わる衝撃と、衣擦れの音。 その反動と衝撃に、気が付けば制服がドレスに変えられていた。 裾が床へ広がる。 ローゼが状況を理解するよりも先に、ヴァローナの顔が近付いた。
ヴァローナ・S・プログレッシブ
静かな歓声が湧く中、ふたりは互いの心音で耳がいっぱいだった。 近い。 あまりにも、近い。 耳元で、周囲には聞こえてはいない程の微かな声で。 その言葉だけが、確かにローゼへ落とされる。 顔を上げる。 倒されたローゼの視界一面に、ヴァローナの赤らむ表情が映る。
ローゼ・S・シュテアネ
ローゼは必死に、ぱくぱくと口を動かせど声が詰まった。 言葉が出ない。 頭の中が真っ白になり、ただ目の前の顔を見つめることしかできなかった。
ヴァローナ・S・プログレッシブ
今度ははっきりと、聞こえる声でほほえんだ。
ローゼ・S・シュテアネ
裏返るローゼの声と共に、 今度は盛大な歓声が沸き起こる。
ウィリデ・グラティア
リュリュ・トゥイ
イダル・ノバラ
床が揺れるのではないかと思うほどの声量だった。 廊下中に響いているであろうこの歓声。
ローゼ・S・シュテアネ
アルラ・マンニュ
揶揄うようにアルラが駆け寄った。
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ケイロン・レスポワンツァ
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ケイロン・レスポワンツァ
ケイロンの言葉に、誰もが耳を傾けた。 先ほどまで騒いでいた生徒たちが、一斉に口を閉ざす。 ヴァローナは視線を逸らしてローゼを見る。 ローゼは姿勢を起こして口元を隠した。 未だ熱の引かない顔を隠すように、俯いている。 ヴァローナはふっと微笑んで、指を口に当てた。
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ケイロン・レスポワンツァ
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ヴァローナは野次を退けて廊下に出る。
ケイロン・レスポワンツァ
ヴァローナ・S・プログレッシブ
ケイロン・レスポワンツァ
アルラ・マンニュ
途端に別の意味でざわつき始める生徒たち。 ケイロンたちの声に手を振り、ヴァローナはその場を立ち去った。 その背中を見送るプロ学生徒ら。 一方、その裏では。 哲学生徒らが、未だドレス姿のローゼを取り囲んでいた。
イダル・ノバラ
ウルヅキ・ミコト
ウィリデ・グラティア
ウルヅキ・ミコト
ローゼ・S・シュテアネ
ローゼの本来の性別が女子だと知らない生徒らは、 次々と女装服を取り出しては楽しんでいた。 逃げ道を塞ぐように服を広げる者。 コスメポーチを取り出す者。 先ほどまでの王様ゲームなど、もう誰も見ていない。
ウィリデ・グラティア
ウィリデのつぶやきにみなが目を輝かせた。
ツルギ・マドカ
ウィロー・キング
その声を皮切りに、歓声が再び広間を満たす。 瞬く間に宴会は続いた。