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最後誰だなんだい!、でも面白い! 続き楽しみにしてます〜!
ンンン!!戦闘シーン好きずきる! 今回2人とも結構出たし嬉しぃ! 次も楽しみにしてます!
久しぶりだわぁぁ✨ 相変わらず物語を作るのがとても上手い✨✨✨
〔 ぱりんっ 〕
窓ガラスが割れる音が教会に響き渡った
その後を追うように 聞こえてきたのは
品のある ハイヒールに似た音
その音の持ち主_ 李苑は 口元を歪ませてから可笑しそうに笑みをこぼした
李苑 リオン ?¿
礼雅 レイカ ?¿
礼雅は 眉をひそめながら 教会のシンボルと言っても可笑しくない
ルネサンス以前のキリストの絵をじっと見つめた
礼雅 レイカ ?¿
李苑 リオン ?¿
李苑 リオン ?¿
礼雅 レイカ ?¿
李苑 リオン ?¿
李苑が紫色のリボンを揺らしながら 赤色の大鎌を構え直した
李苑 リオン ?¿
李苑の挑発的な発言を聞いた礼雅は青筋を立てながら
壊れかけたチェンソーを捨て 新たなチェンソーを作成した
礼雅 レイカ ?¿
李苑 リオン ?¿
_礼雅と李苑が教会にて 抗戦中
古びた時計塔の内部でも抗戦が行われていた
亜流 アル ?¿
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
亜流が 愉しげに笑い声を発し
若葉は静かに相手の表情をじっと睨みつけた
若葉 ワカバ ?¿
亜流 アル ?¿
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
そう言いながら 若葉が 白い蝶を作成した
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
若葉が片手を軽く後ろに振ると
白い蝶達が 亜琉に向かって羽ばたいて行った
亜流 アル ?¿
そして その蝶達が 亜琉に軽く掠れると
亜流 アル ?¿
亜琉が 目を見開き その場に崩れ落ちる
亜流 アル ?¿
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
若葉 ワカバ ?¿
亜流 アル ?¿
若葉 ワカバ ?¿
亜流 アル ?¿
亜流 アル ?¿
亜流 アル ?¿
若葉の瞳が極限まで見開かれた
そして
青筋を立てながら 殺気を放ちながら
若葉 ワカバ ?¿
殺意が含まれた言葉を放った
沙羅 サラ
彼女が 読んでいた本に黒色の栞を挟み 『 ぱたん 』と閉じた
沙羅 サラ
彼女が椅子から立つと、扉が〈 ぎぃっ 〉という音を立て
黒い短髪に、緑色の瞳が特徴的な男が入ってきた
沙羅 サラ
沙羅が横目で、入ってきた者を凝視すると
やけに明るい声が聞こえてきた
和華 ワカ
和華 ワカ
沙羅 サラ
沙羅 サラ
和華 ワカ
和華が、面白そうに口元を歪ませ 沙羅に問いかけてきた
沙羅 サラ
沙羅 サラ
沙羅が、近くにあった折り畳みナイフと林檎を手に取り
折り畳みナイフを林檎に突き刺した
和華 ワカ
沙羅 サラ
沙羅 サラ
沙羅 サラ
沙羅 サラ
和華 ワカ
和華 ワカ
沙羅 サラ
和華 ワカ
和華 ワカ
和華 ワカ
和華 ワカ
沙羅は ナイフと林檎を机に置き
目を細めてから 髪をなびかせた
沙羅 サラ
沙羅 サラ
カーテンの隙間から溢れる光が
部屋の中を薄暗く照らしていた
栞耶 カンヤ
栞耶 カンヤ
栞耶 カンヤ
窓の隙間から微かに入ってくる光を浴びながら
栞耶は口を尖らせていた
蓮華 レンゲ
栞耶 カンヤ
蝶の瞬きと共に姿を現した蓮華に
栞耶は 驚いて思わず大きな声を出してしまった
だが、そんな栞耶に構わず 蓮華は何度も質問を投げ続けた
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
栞耶 カンヤ
困惑する栞耶をよそに、蓮華は質問を問いかけ続けてくる
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
栞耶 カンヤ
その返答を聞いた瞬間
蓮華が、はっと我に返り 落ち着きを取り戻した
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
蓮華が氷のように冷たい眼差しを栞耶に向けた
蓮華 レンゲ
栞耶がその言葉を聞き
信じられないかのような目を見開いた
栞耶 カンヤ
栞耶 カンヤ
蓮華 レンゲ
蓮華の口から、ドスの効いた声が溢れた
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
蓮華 レンゲ
蓮華の怒声に 栞耶も負けじと反論する
栞耶 カンヤ
栞耶 カンヤ
栞耶 カンヤ
蓮華がその言葉を聞き 苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる
蓮華 レンゲ
蓮華が 静かに手を掲げると
掌から大量の蝶が瞬く間に、溢れ出してきた
栞耶 カンヤ
栞耶がその光景に目を疑う
が
次の瞬間
蓮華 レンゲ
蓮華がその場に蹲り、息を荒らげ始めた
栞耶 カンヤ
蓮華 レンゲ
苦しそうに胸を抑える蓮華を栞耶は戸惑いながら見詰めた
すると、金属製の扉が「ぎぎぎぃ」という音を立て
扉から白い短髪・水色の瞳を持つ女の子が出てきた
緋想 ヒソウ
声は柔らかく、猫のようだった
蓮華 レンゲ
緋想 ヒソウ
栞耶 カンヤ
栞耶は困惑を隠せずに、状況の展開に追い付けていなかった
緋想 ヒソウ
緋想と呼ばれた少女はその場で軽くストレッチをし始めた
緋想 ヒソウ
緋想 ヒソウ
その言葉を聞いた栞耶は一瞬息を呑んだ
栞耶 カンヤ
緋想 ヒソウ
栞耶 カンヤ
栞耶 カンヤ
窓から微かに溢れてくる光が栞耶の横顔を照らし、影を作る
栞耶 カンヤ