テラーノベル
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世界は、すでに一度“終わっている”。
それでも――もう一度やり直すべきか、
それとも真実を抱いたまま進むべきか。
地上で未来を掴もうとする者たちと、
亜空間から世界を見つめ続ける者たち。
希望と真実、
そのどちらが世界を救うのかは、 まだ誰にもわからない。
世界が一度終わった理由、 それは……
この世界に、 「堕落」はなかった。
なぜなら――
最初から堕ちきっていたからだ
人は生まれた瞬間から、 奪い、疑い、憎むことを知っていた。
争いは例外ではなく、日常。
悪意は異常ではなく、本能。
誰かを蹴落とさなければ、 誰かの上には立てない。
この世界ではそれが、
自然法則だった。
だが、その自然を 「おかしい」と感じた者たちがいた。
悪意を前提にした秩序。
欲望を燃料にした進歩。
彼らは思った。
「世界がこうである必要はない」
「最初から間違っているなら、 最初から作り直せばいい」
彼らは、 世界そのものに手を伸ばす。
それが、
探索者の始まりだった。
しかしそれを、外側から見ていた者たちがいる。
彼らは知っていた。
悪は欠陥ではない
欲望は呪いではない
それらがあるから世界は回る
彼らは言う。
「今の世界こそ、正しい」
「どんな世界でも、人は同じ」
彼らは修正を拒み、 世界を見守ることを選んだ。
それが……
観測者
亜空間に漂う異形は、 否定され、切り捨てられた
“原罪”の残骸だった
探索者
世界をもう一度やり直し、 誰もが幸せになれる未来を作ろうとする正義の組織。 彼らは地上で生き、前へ進むことを選び続ける。
観測者
世界のすべてを観測し、真実を知る者たち。 世界の「やり直し」に反対する、いわば悪の組織。 彼らは亜空間に住み、そこには謎の生き物や触手が蠢いている。
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