コメント
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ハッピーエンドのようでハッピーだと言い切れない感めっちゃ最高でした✨ 由奈ちゃんの感動系、毎回完成度が高くて尊敬です🥹💕
ak
pr
ak
pr
pr
ak
prちゃんは生まれつき体が弱い
本当は、 今すぐにでも病院に行った方が良い
けど、俺らの家はギリギリ
ご飯も1日2食だし、家なんてボロボロだ
俺とtgちゃんはなんとか学校に行けている
ただ、上に兄はみんなバイトや仕事
家に帰ってくる日も少ない、
基本的には、 家には俺とprちゃんとtgちゃん
tgちゃんは友達の家にいる事が多い
その子の家はとっても優しくて
ご飯とかも食べさせてくれるらしい
俺は、朝ごはんは要らないから平気だけど...
問題はprちゃん。
体調が悪い上に環境が整っていない
にぃちゃん達のお金でやっと 薬が買えるくらい
病院代に回すと生活費が空っぽだ...。
prちゃんも大丈夫と言ってたから
未だに彼は家の中で寝ている毎日。
ご飯も喉に通らないらしく、 みるみる痩せていく
日に日に弱っていくprちゃんを見ると
苦しくて、たまらなかった...。
pr
ak
ak
pr
ak
pr
ak
ak
tg
pr
あの時、俺がもっと早く帰ってたら
学校に行ってなければ...
prちゃんともっと長くいられたのかな?
生活費よりもprちゃんを優先して
病院に行かせてあげてれば
違う未来があったのかな?
ak
今日は部活のせいで帰りが遅れた。
tgちゃんは今日も泊まりに行くらしい
ak
この時少しだけ、嫌な予感がした
きっと、気のせいだよね...?
ak
昔は、 みんなが玄関で出迎えてくれてたなー、
おかえりって、笑顔で言ってくれて...
ak
俺たちの生活が変わったのは
両親が事故で他界した時のことだった
ただでさえ多い6人兄弟に加え
まだみんな幼かった
初めの頃はatにぃがバイトで稼いでた
そして、ktyにぃとmzにぃが高校生になると
2人もバイトを始め、家にいなくなった
たまに帰ってきてはくれるけど
バイトや仕事が忙しく あまり家には来れないみたい
それから、家は静かになってしまった
ak
みんな、バイトとか頑張ってるんだから
俺だってprちゃんの看病頑張らないと!
ak
pr
ak
pr
ak
俺が学校に行ってる時に、何があったの?
急に体調が、悪くなっちゃったの...?
pr
ak
どうしよう、どうしよう
prちゃんが過呼吸になってる...。
震える手を押さえる
俺がパニクってどうする、
冷静になれ....ッ、
ak
pr
ak
汗がひどい...顔色も物凄く悪い。
ak
pr
ak
prちゃんが電話してるスマホを取って
救急車に繋がっている電話を切った。
ak
pr
pr
ak
俺は慌ててスマホを取って かけ直そうとした
pr
pr
ak
pr
ak
pr
俺はスマホを手放し、prちゃんをおぶった
そして、急いで近くの海辺まで走った。
ak
ak
pr
ak
俺はそっと、prちゃんを座らせ
俺も彼の隣に座った
pr
prちゃんは、俺の肩に頭を乗せ
ぐったりとしていた。
ak
怖かった。
ふと、見てないうちに終わっちゃいそうで
知らないうちに、消えそうで
prちゃんは、今にも目を瞑りそうだった。
ak
必死に彼に声をかける。
寝てしまわないように....。
きっと、 目を瞑ってしまったら、終わりだから
ak
俺は、涙を必死に堪えた。
辛いのは、prちゃんだから
俺が泣いたら、絶対に駄目だから...
pr
pr
ak
pr
掠れ掠れ放たれるその声は
辛そうで、苦しそうで...悲しそうで
少しだけ、嬉しそうで.....。
pr
pr
pr
pr
ak
pr
pr
ak
pr
pr
ak
pr
prちゃんは、弱い力で抱き返してくれた。
それが、君の最後だった
ak
完全に喋らなくなった君。
呼びかけても、反応してくれない
ぴくりとも、動いてはくれない
ak
君のその瞳からは、 生気が感じられなかった
緑に黒く濁った靄が映し出させる
体は、どんどん冷たくなっていく
実感してしまった、
たった今...一つの光が消えてしまった。と、
ak
涙が溢れて止まらない。
俺は、prちゃんを抱きしめながら泣いた。
泣いて泣いて泣いて
気がついたら、 冷たくなったprちゃんをおぶって
海に入っていた。
あぁ、そうだ...。
ak
俺たちは二人で一つ、
最強の双子なんだから
今行くね、prちゃん...(ぎゅッ
mz
今日はバイトが無い日。
朝早くから自分の家に来ている。
akとprちゃんを驚かしたいから早起きした。
mz
体が弱く、体調を常に崩していた。
お金も厳しく、病院に行かせてやれなかった
もう少し 余裕ができたら、連れて行ってやりたい
苦しむ弟の姿は見たく無いからな...。
ガチャッ...
mz
鍵が...空いてる?
おかしい、akは絶対に鍵を閉める
そう言うのは徹底的にする子だし、
mz
mz
俺が戸惑っていると、 近くからパトカーの音が聞こえた
何か事件でもあったのだろうか
そう思ってると、近くの海辺に停まったのが 見えた。
あそこは、俺達家族の思い出の場所。
少し気になり、近くに行ってみることにした
mz
驚きが隠せなかった。
なんで?、どうして二人が、?
砂浜近くで倒れているakとprちゃん
そして、その周りには救急隊と警察官
理解が追いつかなかった。
mz
警察
mz
警察
俺は警察を振り払い
二人の元へ向かった
mz
呼んでも返事をしてくれない二人
信じたくなんてなかった
けど、信じざるを得ないんだ....。
mz
二人はもう、帰ってこない
今の俺には、泣き叫ぶ事しか出来なかった。
数十年後
mz
俺はあの日を境に生きる気力を失った。
あの日、大切な弟を二人も失った
そして、後悔が押し寄せて来て
今でもずっと、立ち直れていない。
バイトをしてる意味も 分からなくなってきた。
atにぃもktyも同じだ。
みんな、俺みたいに立ち直れていない。
mz
mz
mz
mz
mz
mz
さっきの高校生二人が、akとprちゃんに
何処となく似ていたのは.....。
end
テスト期間入るんで浮上しません!
わんちゃん今月最後の投稿かも?
受験は忙しいんですよね😓
コメ返は全然できます!
作品が今月最後なだけで雑談部屋は たまに浮上するかもなので把握よろです!
いつかばかまじのprちゃん デジタルで描きたい😭💕 (めっちゃ話逸れた
→♡600