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隈取吸血鬼 × 彼女 彼女視点
隈取
隈ちゃんが破れたTシャツを渡してきた
〇〇
〇〇
隈取
なるほど…
〇〇
私が裁縫道具を出して縫い始めると隈ちゃんは隣にそっと座った
私はさくさく針を進めていく
〇〇
ちょっと分厚いところで変に力を入れてしまったため針が軽く指に刺さった
指の上に血の球体ができる
隈取
隈取
隈ちゃんは救急箱を取りに行った
でも隈ちゃんって吸血鬼って言ってなかったっけ?
我慢してるのかな?
隈取
〇〇
隈取
隈取
あ…
なんかそうじゃないけど…
〇〇
隈取
隈取
持ってる私の指を口に含む
隈取
隈取
その様子を見て恥ずかしくなる
吸い終わると隈ちゃんはちゃんと手当してくれた
隈取
〇〇
隈ちゃんはちょっと恥ずかしそうに頭をわしゃわしゃと撫でて救急箱を片付けに行った
隈取吸血鬼 × 彼女 隈取視点
明日からのステージ暑いっていうから袖千切っとくか…
ビリッ
隈取
行き過ぎちまった…
隈取
ソファでのんびりしてた〇〇に声をかける
〇〇
〇〇
脇の下まで裂けたTシャツを持って不思議な顔をする
隈取
〇〇
そんなに表面に出てたのだろうか
〇〇は早速直し始めた
俺は…大人しく座っとくか…
〇〇
〇〇の手元を見るとぷっくりと血が出ていた
隈取
隈取
俺はすぐに救急箱を取りに行った
指に乗っていた血がベリーみたいで美味しそうだというのは内緒
隈取
〇〇
?!
隈取
隈取
明らかに戸惑った反応をする
可愛いな
〇〇
隈取
隈取
俺は〇〇の指を口に含んだ
隈取
隈取
予想していたような甘さだ
ふと〇〇を見ると恥ずかしそうに顔を赤らめていた
俺は血が止まるまで吸った後手当をした
隈取
〇〇
恥ずかしそうな〇〇を見て俺も少し恥ずかしくなってしまった
くしゃくしゃと頭を撫でて俺は救急箱を片付けに行った