たった一つの嘘のお話（完結済）

そこには…

牢屋のように何十個もの部屋があった。

部屋には3人ずつ入っており、皆意識を失っていた。

部屋の扉の近くには書類が置かれており、一人一人の情報が書かれていた。

そこで4枚目があることに気付いた

No.3099 投与した薬は△ □□日に死亡

行き止まりは、本棚に埋め尽くされた部屋だった。

そして真ん中には腰までの高さがある杖。

俺は杖を適当にぐるぐる回した。

すると…

ゴゴゴ…

本棚の一角が開いた。

そこには厳重に閉められた扉

4桁の数字をいれなければならないみたいだ。

ブッ

ブッ

いろいろ考えていると、ある4桁が頭の中に出てきた。

0

7

2

0

どこから出てきたのか分からない。

でも妙な自信がある。

そのままOKボタンを押す。

…ピッ

開いた。

少々疑問を抱きながら俺は進んだ。

その部屋は他の部屋より広く、ベットやテレビもあり、ごく普通の部屋だった。

…ただ１ヵ所を除いて

8歳ぐらいだったら上に寝れそうだ

数十枚もの紙が束ねられている。

しかし、この部屋はどう見ても一人用だ。

No.0720 約20種類の薬を投与 ・ ・ ・ ・ ・ 尚、○○年×月△日に失踪 未だ見つからず

しかし、大きい壁が記憶を消していく。

まるで自分を守るかのように

ガチャ

分かったことを的確に話していく。

人体実験のことも。

ゾムさんの部屋です。

いいですね？

帰ってきてからもあの事が気になる

それから、1週間がたった

ロボロ「皆、配置に着いたか？

では…

さぁ諸君、 戦争をしよう