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たこ
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、と言いつつ心中する流れに向かっていく未来にしか見えないッ!!なっさんの健気さにIch liebe dich です!!
あの後。
逃げて逃げて逃げて、逃げた先に、
穏やかな風景が広がっていた。
🇮🇹🦅
そう言って、ハッとする。
ioはこの景色に見覚えがあった。
だって、ここは。
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見渡す限りの花畑。
戦争続きでこんなのを見るのも久々な気がする。
…やっぱり、綺麗だった。
だけど、こんなことしてる場合でもない。
🇮🇹🦅
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どうやらioが言いたいことは分かっていたらしい。
すぐにそんな応答が聞こえた。
…ioたち国は、今みたいに、国民たちにですら死を望まれる時がある。
そういうときは、新しい国の姿に生まれ変わる。
それが1番手っ取り早いのだ。
いや、というか今回に関してはそうしないと本当に死ぬだろう。
国は、死ぬことが、殺されることがあるらしい。
今は敵国も自国もみんなioたちを殺そうとしている。まぁあんなに戦死者を出して負けたのだからそりゃそうだろう。
🇮🇹🦅
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ioは顔の鷹マークを消せばいいだけなのだが、なちは分かるのだろうか。
そう思っての質問だった。
最も、分からないと言われても困るのだが。
ただ、顔を変えるという行為にも少々時間がかかる。
国は人間より遥かに長く生きている。
故、人間には出来ないような…
自力で顔を変えることだって出来るが、それをするには時間がかかるのだ。
だからさっさと変える手立てを終わらせて、勝手に変異するのを待つのが1番なのだ。
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姿を変えようとしたその時。
なちが、ioに話しかけた。
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🇮🇹🦅
というか嫌だったら普通勃たないしハメも外さないと思うんだけど。
…いやその前に抱くこと自体おかしいけど。
というか、どうしよう。
なんて答えればいいかな…?
流石にまた裏切るため、なんて言えないし。
🇮🇹🦅
🇮🇹🦅
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なちは、それ以上聞いてこなかった。
夢を、見た。
ioがなちに監禁されて、ioのこと凌辱をして、泣き果てて。
最期にはioの目の前で、自分の頭を吹き飛ばして。
一命は取り留めたけど、再開した時にioに掴みかかって、ioと心中して。
…その時のなちが、
酷く辛そうに見えた。
ば、っと起き上がった時には、ioは全身から嫌な汗が吹き出ていて、気持ち悪かった。
夢だと分かっていても、なちの安否を確認した。
…どこか、遠くに行ってしまいそうだったから、なんて。
ioらしくもない。
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🇮🇹🦅
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なちの声が、酷く遠く聞こえる。
だんだん、消えていくように、小さくなっていく。
物理的な距離は変わってないはずなのに。
🇮🇹🦅
口が止まる。
なんて言えばいいのか、わからなかった。
…いつもなら、口なんていくらでも回るのに。
なんでよりにもよってなち相手に。
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なちの手が、ioの頭に触れる。
…温かい。生きてる。
そう思うと、なんだか心が落ち着いたような気がした。
🇮🇹🦅
重い口を、開く。
なちがどんな顔をしてるかなんて、目を瞑ってしまったから見えない。
…けど、なんとなく穏やかそうな顔をしてるんだろうなと思った。
🇮🇹🦅
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くす、と失笑が零れた。
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すっ、となちの手がioの頬に触れる。
伏せていた目を開けると、戦場にいるなちの顔からは想像もつかないほど穏やかな笑顔をしていた。
…まぁ、相変わらず少し厳つい笑顔だが。
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🇮🇹🦅
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何故なちが謝るのかよくわからなくて、ふふっ、と少し吹き出してしまった。
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🇮🇹🦅
いつもならこんな提案してこないし、してきた所で却下するが、今日はそんな気分ではなかった。
ioは、再び身体を横にした。