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たこ
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こんなにも優しいなっさんは初めて見ました…供給がヤバいです 開口3番目「溜まってました」!?!?
あの後も、寝ようとはしたけど寝られなくて、
ioはぼんやりと遠くを見つめていた。
🇮🇹🦅
やることがない。暇、だなぁ。
なちよく見回りとかできるなぁ、ioだったら絶対途中で潰れちゃう。
そういえば、と前撮った録音テープを取り出した。
…今更何をしているんだろう。
確認ならカットした方だけでいいはずなのに、何故かioは余分に撮っておいた、フルのテープを再生した。
もちろん、音量は最小限だけど。
🇮🇹🦅
ioは、
…なんなんだろう。
またこっぴどく裏切ってやるつもりだったのに。
また、あの絶望した顔を見るつもりだったのに。
…今度こそ、
なちに嫌われようと思ったのに。
卍
🇮🇹🦅
急いで録音テープを止める。
なちにはしっかり聞こえてたようで、その証拠に信じられないものを見る顔をしていた。
おかしい。
さっきまでなち、向こう側にいたのに…!!!
卍
卍
🇮🇹🦅
卍
あぁもう最悪!!!っていうか来るんなら言えよ!!!言ってよ!!!!!!!
あぁもう、io一人でばっかみたい!!!
…溜まってた、か。
でも、じゃななんで見てたんだろ。
卍
気まずい空気を、なちが破った。
卍
卍
🇮🇹🦅
なちは、少し悩んだ。
本来なちはこんなこと言わない。言うわけが無い。
この、明日死んでしまうかもしれないこの状況で、体を重ねるなんて。
暫くすると、なちは覚悟を決めたように言った。
卍
卍
卍
言葉が、出なかった。
だってそれは、本来ioがやろうとしてたこと。
…正直躊躇ってたこと。
それを、なちは平然とioに提案してきた。
🇮🇹🦅
卍
卍
ここで、抱いてと願えば。
誰も来なければそれまでだけど、誰か来たらなちから離れられる。
ioは完全になちの被害者となり、社会復帰もすごく楽になる。
誰かが来るかもしれないのだから、できるならもうヤッた方がいい。
………だけど。
🇮🇹🦅
ioは、思いっきりなちの頬をぶん殴った。
目の縁が熱い。
どうしてか、声が震える。
けど、そんなのどうでもいいと言うかのように、ioはなちに怒鳴った。
🇮🇹🦅
🇮🇹🦅
🇮🇹🦅
🇮🇹🦅
なんでそんなこと言おうとしたのかは分からない。
けど、もし本当にioだけ楽になったら、って考えたら
…ただ、モヤモヤしただけで。
卍
卍
卍
卍
なちの手が、ioに触れ、まぶたに触れる。
水が触れる感触があった。
卍
卍
🇮🇹🦅
言われて、初めて気がついた。
…泣いてる。
どうして、という疑問が口から出る前に、
自分の喉から嗚咽が吐き出された。
泣くことに気がつかないことなんて、本当にあるのかとどこか見当違いなことがぼんやり脳裏に浮かぶ。
🇮🇹🦅
🇮🇹🦅
そんなことを言いながら、
ioは暫く泣いていた。