リレー放送中に失礼します💦
投稿遅くなってしまい申し訳ない…
色々忙しかった事もなくもなくも…… (音ゲーに夢中になって書けなかったなんて口が裂けても言えない)(((
今回少し長めになってしまったので 注意です
前回のを見てない人は先にそちらを見てください!!💦💦
是非最後まで読んでください!!
……ギュ
ころ💙
僕は今、目の前にいる人間に 抱きしめられている
この人間と話していたら、 つい感情的になってしまった
助けた理由なんか教えたって、こんな人間ごときに悪魔の僕の気持ちなんて分かるはずがない…
同種族の奴も…親も… 誰も僕の話を聞いてくれなかったのに 誰も理解してくれなかったのに
こんな奴に何がわかるって言うんだ…
…それにしても
ハグってこんなに心地いいものだっけ
体も心もポカポカして…落ち着く…… 安心する
…って!
僕は何を考えてるんだ!! 相手は人間だぞ!? この上級悪魔の僕が抵抗しなくてどうするんだよ!!!!
ころ💙
さと💗
僕は無理やり引き離した
体の温もりが無くなっていく なんだか…寂しい気持ち
さと💗
人間の表情も曇っていく
ころ💙
ころ💙
思っていない言葉を口にする
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
辛い…我慢…?
…さっきから綺麗事ばっか でも、否定はできない…事実だし
我慢してきたし、辛かった……でも 僕の苦労を分かってないやつに言われるのは感じが悪い…
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
ただ顔を見るなり笑っているだけ… でも僕がこれまで見た事ないくらい 苦しそうに笑っている……
さと💗
さと💗
…信じても……いいかな?
いやっ、ダメだ…だってどうせ……ッ
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
泣きたくない…泣きたくない……
もう泣かないって決めたのに…
弱い自分に戻りたくないッッッ
不意に目元を隠し俯いてしまった
顔をあげられない…きっとあの人間の顔を見てしまったら全てが溢れて止まらなくなってしまいそうだから
何度信頼を裏切られた? 何度意見を否定された? 僕が、僕自身が1番わかってるのに…
また…辛くなる…また……、
そんなの分かってるはずなのに…ッッッ
ポスッ…ナデ、ナデ
ころ💙
…撫で、られて……る?
さと💗
さと💗
さと💗
僕の中で何かが切れた
ころ💙
これまで我慢し続けてきた感情の粒達が次々と目からこぼれ落ちていく
僕の頭を撫でていた手は、 また僕の体を包み込んでくれる
それと同時にまた優しい手つきで 頭を撫でる
こんなの…止まんなくなっちゃう
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
もうどれだけ泣いただろう
僕の目は真っ赤に腫れ上がっていた 涙もすっかり乾ききっている
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
少し悩んだ…が、
決断はすぐについた
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ここから回想入ります
僕は優しい父さんと母さんの子として生まれた
父さんは魔王、悪魔界で最強の存在
つまり僕は魔王の息子だった
悪魔は親の力が遺伝として受け継がれてゆくようになっているらしく、 僕には小さい頃から強い力があった
でも、僕はその力を操作は勿論、制御すら出来なかった
そんな僕は昔からいじめられていた
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
いじめっ子
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
子供の頃から大っ嫌いな言葉
魔王の息子ってワード
親が魔王だからって 僕が完璧な訳では無いのに…皆が僕のことを差別する
それでいて、僕の中身は見てくれない
お豆腐メンタルな僕は すぐに泣くのが癖になっていた
ころ💙
さと💗
そんな僕でもその頃は幸せだった
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
いじめっ子
「おいッ!!貴様何をしている!!!」
いじめっ子
ころ💙(幼少期)
「我の息子に手を出す奴は放っておけんッッ次このような事をしたら…ッッ」
いじめっ子
「ふぅ…たくっ彼奴…あ、ころ💙大丈夫か?」
ころ💙(幼少期)
ころ💙(幼少期)
「我は当たり前のことをしたまでだ さぁ、家に帰って母さんに手当して貰わないとな?ニコッ」
ころ💙(幼少期)
僕はどれだけいじめられても、 優しい父さんと母さんがいてくれればなんでも乗り越えられた
家にいる時間は力を操る練習をした 上手に出来たら2人とも沢山褒めてくれた
この暮らしが僕にとって、幸せだった
でも、
その幸せはすぐに無くなった
あの出来事があってから少し先
天使と悪魔の争いが始まった
この争いもよくあることで、いつもならすぐに分かち合い、すぐに終わる
でも今回はなぜかと激しい争いが長く続いた
犠牲者も何人も出た
そんな中、とうとう僕達が住んでいる城の近くまで、天使族が襲ってきた
僕らの家族だけは絶対に生き残ろうと父さんが言い、城を出て逃げることを決めた
だがその途中、僕ははぐれてしまった
ころ💙(幼少期)
ころ💙(幼少期)
天使族
ころ💙(幼少期)
ころ💙(幼少期)
天使族
天使族
天使族
ころ💙(幼少期)
天使族
ころ💙(幼少期)
天使族
天使族
ころ💙(幼少期)
シャキッ……グチャ…
体はどこも痛さを感じない
僕は閉じていた目を開けた
すると目の前には
母親の死体があった
ころ💙(幼少期)
「ああ゛ぁ…ぁ゛ガハッ…」ビチャ
母さんは僕を探しに来てくれていた そして、僕を庇った
母さんは口とお腹から大量の赤い液体を流して、苦しそうにしている
あの頃の僕でも、あれは紛れもない血だと分かった
僕は、動けなかった
ただ苦しそうに横で倒れている母さんをみて、母さん母さん、と泣きながら言っていることしか出来なかった
ころ💙(幼少期)
「あ゛…ぁ、こッころ💙……ハァハァ」
ころ💙(幼少期)
「ハァ…お、う゛ぅ…お父さんッを 頼むわ……よッ…」
母さんは僕の目の前で眠りについた
ころ💙(幼少期)
ころ💙(幼少期)
天使族
天使族
「はぁ……はぁ…ッッッ」
ころ💙(幼少期)
先程まで走ってきたかのように息切れが激しく、汗をだくだく垂らしている父さんがいた
天使が僕を刺す前に、父さんが一撃でその天使を倒した
僕は正直、励ましの言葉が欲しかった
いつもみたいに優しい顔で、優しい言葉で、慰めて欲しかった
怖かったね…って、大丈夫?って、
…でも今回は違った
ころ💙(幼少期)
ころ💙(幼少期)
「…お前ッ」
「お前はこいつの目の前にいながら何をしていたんだ!!!」
ころ💙(幼少期)
「何をボーっと座っているんだ!!!」
「お前が母さんを助けられたかもしれないんだぞッッッ!!!」
「お前が…ッッッ」
「お前がッ母さんを殺したようなものだぞ!!!!!!」
そこでやっと気がついた
母さんは僕を庇った…だから、 母さんは死んだ
僕が弱かったから…泣いてばかり居たから…母さんは…死んでしまった
僕が母さんを…殺したようなもの……
そのうち、争いは終わった
犠牲者は約100名以上も出た
僕らは生き残り祝福された… でも……何かが足りなかった
母さんがいない
事情を皆に報告したのは父さんだった 父さんは、母さんが僕のことを救ってくれたと優しく話していた
でも父さんは僕への対応は一変した
心配もしてくれなくなった 優しく話しかけてくれなくなった
性格も変わってしまった… 元々は明るく皆にも優しかったが、 今はルールに厳しく、優しくない
でも、わかってる
原因は全部、全部、
僕
僕が母さんを助けられなかった そのせいで母さんは殺された
1部のいじめっ子からは「悪魔殺し」 とまで言われた
でも変わったのは父さんだけじゃない
僕も自分を変えようとした
強くなろうとした
それから、これまで以上に特訓をするようになった、24時間休むことなく
昔みたいにもう褒められることは無い そんなのは承知の上だ
褒められるのが嬉しくてやっていたあの頃とは違う
全ては自分のため
相手の意見なんかどうでもいい
それともうひとつ変えたこと、
僕はもう泣かないと決めた
泣いてしまうと、また弱い頃の自分に戻ってしまいそうだから
誰も仲間は作らない、誰も信用しない 僕は孤独に生きていく
そして強くなってやる… 父さんよりもずっとずっと強くなる
また、大切な人を死なせないために
タップお疲れ様でした!!!
これからも自分のペースで投稿していきますので、是非最後まで見て言ってもらえると嬉しいです
今回は読んでくださり ありがとうございました!!✨
次回もぜひ見てください🙇♂️✨
コメント
48件
連載ブクマ失礼します!
控えめに言って神✨ 最高です(*`ω´)b
凄く面白いです! フォロー&ブクマ 失礼します