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リリエン

九十八日目!

お題:魂、薬、ローズクォーツ

リリエン

ローズクォーツの石言葉は

リリエン

「愛」「優しさ」「美」などです

リリエン

またギリシャ神話の

リリエン

アフロディーテの石、とも呼ばれているそうです

リリエン

今回は「紅水晶」と表記させていただきます

登場人物

赤♀

水の傍に仕えている少女。水からの贈り物で紅水晶の首飾りを付けている。

赤とよくともに行動している青年。職業不明。

政府に仕える高官。水の知り合い。

白♀

桃の部下。結構鋭い。

帝国の王子。桃の直属の上司。

青♀

軍の参謀で黒と仲良し。水の姉でもある。

リリエン

今回は中国が舞台です

リリエン

こちらはnmmn作品となります

リリエン

苦手な方は見ないことをお勧めします

リリエン

またご本人様達とは一切関係ございません

リリエン

自作発言 パクリ 無断転載はNGとなります

リリエン

それではどぞ!

コトコト・・(料理中)

赤♀

・・・うん、いい出来♪

赤♀

そろそろいむ呼んでこよ

~水の部屋~

)))ガチャ

赤♀

いむ~、ご飯できたよ~

わっ!りうちゃん?!

赤♀

・・・また散らかってる

あ、あはは~

ちょっと色々あってさ~w

赤♀

・・先週りうらが片付けたばっかりなのに

ご、ごめんね?!すぐ片付けるから!

赤♀

いや、まずはご飯食べて欲しいんだけど

赤♀

いただきまーす

いただきまーす♪

ん~♪美味しい♪

赤♀

よかった

これなんていう料理?

赤♀

いや・・普通のスープだけど

赤♀

そんなんでよく生きてこられたね?

まぁ僕、前まではあんま料理しなかったからね~

赤♀

はぁ・・

赤♀

にしてもさ、なんでいむの部屋だけ

赤♀

あんな豪華絢爛なわけ?

え?

赤♀

りうらの部屋とか台所とか

赤♀

普通の村人みたいな部屋なのに

赤♀

いむの部屋だけ結構偉い人のとこみたいじゃん!

え~?そうかな~?

赤♀

いやそうでしょ!

赤♀

絶対おかしいよ!

・・ま、まぁそのうち、ね?

それにあのほとんど僕の仕事道具だし・・

赤♀

え?いむって仕事してたの?

してないって思われてたの?!

赤♀

だって見たことないもん

う~ん・・

確かに

赤♀

でしょ?

赤♀

ねぇ、なんの仕事してるの?

・・言わなきゃだめ?

赤♀

え?言えない仕事なの?

う~ん、そうでもないけど

まぁいっか

ちょっとした占星術だよ

赤♀

・・つまり、占いってこと?

そう!凄いでしょ?

赤♀

うん・・まぁ凄いけど

赤♀

(なんか、意外かも・・)

ごちそうさまでした~♪

赤♀

あ、うん

じゃあ僕作業してくるね!

)))バタン

赤♀

(・・なんか流されちゃったような気も)

赤♀

ま、いいか

~その日の夜~

コンコン

赤♀

赤♀

(玄関の方の扉・・から?)

赤♀

(誰・・だろう?)

~玄関~

赤♀

・・・

赤♀

(開けて・・いいのかな?)

赤♀

・・・

ガチャ

赤♀

?!

赤♀

(なんで・・りうら、触ってなi)

・・・

赤♀

あ・・えっと・・

赤♀

(この人の後ろにも・・何人か・・)

お前たちは異端者を

俺はこの子を連れて行く

はっ!

赤♀

(異端者・・・?)

行くよ

赤♀

!・・や!離s

しっ!

いいから、今は俺についてきて)))ぼそっ

赤♀

・・?

・・・

赤♀

・・・

赤♀

(どうすれば逃げられるだろ・・)

赤♀

(どこか・・いいとこ)

逃げようなんて思っても無駄だよ

赤♀

?!

・・大人しく、ついてきてね

赤♀

・・・

~王宮~

帝王様!かの者を連れて参りました!

・・・

(なんか知らない間に連れてこられたんだけど)

(りうちゃん・・無事かな)

ご苦労

え?あ・・はい!

青♀

帝王はお忙しいため、第一王子の悠佑様が担当される

青♀

異論ある者は手を挙げよ!

青♀

・・・いないようなので

青♀

これより、「反魂の術」を使った疑いのある

青♀

このほとけの処分を決める!

!・・なんで

(なんで・・分かったの?)

・・・

・・・)))コク

~来賓室~

赤♀

・・・ずっとここにいるけど

赤♀

うーん・・暇

赤♀

(・・いむ、大丈夫かな)

ガチャ

赤♀

・・・よかった、逃げてなくて

白♀

お~、ないちゃんこの子か?

うん・・どう?

赤♀

(なんだろ・・この白髪の人)

赤♀

(凄く・・心がザワザワする)

白♀

ん~・・うん、やっぱり

白♀

「人」やないわ

赤♀

・・え?

はあ・・やっぱりか

白♀

これでいむくんが無実の可能性はなくなったな

・・まさか、本当にしてたなんて

赤♀

・・・あの、どういうことですか?

赤♀

(りうらが・・人じゃない?)

赤♀

(なんで?おかしい・・)

・・その前にまずは自己紹介をするね

俺はないこ、こっちは初兎

白♀

初兎やで~♪

俺らはいむの知り合いで、帝王に仕える役人

赤♀

役人・・そんな偉い人たちが

赤♀

なんでりうらたちを・・

白♀

・・・それはな

青♀

まずこの者の経歴を

(いふ・・ちゃん)

青♀

この者、ほとけは稲荷家という

青♀

古くから続く占星の家の生まれである

高官

確か、猫宮様も元はその家では・・?

青♀

とうの昔に養子に貰われましたが

・・・

(稲荷家と猫宮家は家のつながりがあったから)

(いふちゃんとは普通によく会ってたんだけどね)

青♀

16のころ、家を抜け出し消息不明

青♀

その少し前から「反魂の薬」の作り方が書かれている書物を

青♀

よく読んでいたとの報告あり

青♀

その頃から疑いを持ち、つい先日森の中で発見

青♀

共にいた少女は身内のものではなく

青♀

かといって近くの村の者でもないため

青♀

現在王宮にて保護しております

(りうちゃんのことだ)

高官

・・これはほぼ確定では?

・・でも物的証拠があるわけでも

使ったのを見た証言もないんやろ?

青♀

はい、ですが

青♀

このまま解放することも・・

・・・一旦地下に

はっ!

・・・

赤♀

その「反魂の薬」で作られたのが

赤♀

りうら・・だと?

白♀

多分・・いやほぼ確定や

白♀

りうちゃん、妖とかの自覚ないんやろ?

赤♀

はい

白♀

・・なら、可能性は高いと思う

赤♀

そんな・・

じゃあこの紅水晶の首飾りは?

白♀

反魂の薬を使ってもずっと魂が宿っとるわけやない

白♀

多分、その首飾りに実際は宿っていて

白♀

いむくんの力で肉体に影響を与えているんやと思う

赤♀

じゃあこれを外したらりうらは・・

白♀

ほぼ間違いなく、朽ちるやろうな

・・・

赤♀

・・・あの、いむは?

赤♀

いむは、どうなるんですか?!

~地下牢~

・・・

(りうちゃん・・大丈夫かな?)

(保護されてるって言ってたから)

(大丈夫だとは思うんだけど)

コツ・・コツ・・

(足音?)

青♀

よ、ほとけ

いふちゃん?!

え、ちょっ、ここ来て大丈夫なの?!

青♀

別に構わんやろ

青♀

兄貴も一緒やし

お~、ほとけ!久々やな!

兄貴?!

青♀

ま、感動の再会は後回しにして

青♀

あの少女、ほんまにほとけがやったん?

・・・そうだよ

なんでそんなことしたん?

・・・あの家、ずっと「反魂の薬」の研究をしてて

僕、それが進まないように妨害してたんだけど

ある日、それが告げ口されて

慌てて逃げたんだ

そしたら、りうちゃんを見つけて

青♀

その時のりうらは?

・・・○にかけだった

でも「生きたい」って言ってたから

僕・・思わず・・!

青♀

・・・兄貴

確定やな・・・

!・・僕はいい!だけどりうちゃんは!

ほとけを助けるで

え?

青♀

ほとけ、落ち着いて聞け

・・なに?

青♀

あの後、稲荷家はなくなった

・・・え?

あの頃、稲荷家に圧力をかけてた人物がおってな

稲荷家はそれで仕方なく研究を進めてた

その人物って・・?

青♀

・・帝王様や

え?

研究もあらかた終わったところで

稲荷家は異端として○ぼされた

青♀

ただ、ほとけが持っていた書物が

青♀

唯一の研究結果が書かれた書物やったんや

!・・じゃあ!

そう、俺が今回あそこに出たのは

帝王が忙しいからやない

俺に話が回ってきたとき、帝王に行かんように

まろに止めてもらったんや

青♀

ほんま心臓が飛び出るかと思ったわ

・・・りうちゃんは、どうなるの?

今はないこたちがおるから安全や

青♀

そこで、お前に聞く

青♀

ここから逃げるか、りうらを○すか

青♀

選べ

正直、後者の方が安全や

唯一の成功例は消え

書物はもう無いことは調べがついとるし

ほとけの無実も証明しやすくなる

・・・でも僕、りうちゃんを

りうちゃんを○てることなんて・・

青♀

・・・お前、ちゃんと現実見てるか?

・・・

青♀

このままやと、お前はほぼ確実に○ぬ

青♀

それも作り方を喋ってからな

青♀

りうらも・・どうなるかわからん

りうらは元々に戻るだけや

それが正しい・・それでも

・・それでも

りうちゃんは、僕の大事な女の子だから!

青♀

・・・しゃーないな

ほとけ、その気持ち

嘘やないやろうな?

当たり前でしょ?!

・・なら、まろ、やるで

青♀

はぁ・・ま、そうなる気はしてたし

青♀

感謝しろよ、ほとけ

第三の選択肢、教えるで

?・・え?

赤♀

・・りうらがいなくなれば

赤♀

いむは・・助かる?

白♀

まぁ、可能性が高いだけや

うん・・でも

赤♀

・・・りうら、いむに沢山お世話になった

赤♀

でも、こんなことで返すのは

赤♀

違う・・気がする

白♀

うん・・そうやな

なら・・

白♀

第三の策、やな♪

赤♀

第三の?

うん・・ごめんりうら

赤♀

少しだけ

嘘、ついてくれる?

~一週間後~

青♀

では、これより稲荷ほとけの

青♀

正式なる裁断を行う!

帝王

・・・

・・・

青♀

では、証人をここへ

赤♀

・・・

赤♀

(落ち着いて、落ち着いて・・)

りうちゃん・・

青♀

この者が実際の「反魂の薬」にて

青♀

よみがえった者という、証言を

白♀

まずこの子は「人」やないです

白♀

それから調度品を○したり力が強かったり

とても少女とは思えないほどでございました

青♀

なるほど・・

青♀

では、ほとけ申し分は?

ご、ごめんなさぁい!

帝王

ふっ

・・・

僕、僕・・

帝王様に唆されて

「反魂の薬」を使用してしまいましたぁ!

高官

は?

青♀

?・・ほう?

帝王

で、でたらめを言うな!

僕の一族総出で・・うぅ・・

「そういえば前にもそのような・・」

「思えば帝王様の態度もおかしかったような」

赤♀

ま、間違いありません!

高官

?!

赤♀

りうらは・・いむとずっと暮らしてたけど

赤♀

月に一度・・帝王様の使いが・・!

赤♀

(ま、嘘だけど♪)

確かに・・外観は粗末でありましたが

一部豪華絢爛な作りが・・

赤♀

(あれ・・多分占星術の儲けを)

赤♀

(ちょろまかしてたんだろうなぁ)

・・てへ♪

赤♀

(てへじゃねぇんだよ!)

青♀

・・・帝王様、これは一体

帝王

し・・知らぬ!われは知らぬぞ!

高官

しかし・・

青♀

・・・王子

・・また後日改めて

帝王様の審議を

それまでに証拠をそろえておけ

青♀

はっ!

帝王

待て!わ、私は・・!

「反魂の疑い」がある者には

必ず牢へ、父上のお言葉です

帝王

くっ・・

~数か月後~

赤♀

いよいよ明日か~

まぁ、またすぐ戻って来るけどねw

あの後、無事にいむとりうらの疑いは晴れ

帝王は失脚し、第一王子が玉座に着いた

お、二人ともここにおったんか

赤♀

あれ?兄貴ここにいていいの?

まろから逃げてきてん、察してくれ

あ~・・いふちゃん怖いもんね

白♀

な~、うちの証言勘違いってことになったんやけど

まぁあの状況だとしょうがないよねw

白♀

ぶ~!

赤♀

ごめんね、初兎ちゃん?

白♀

・・ま、りうちゃんに免じて許したるわ!

赤♀

やった~

青♀

あ、兄貴!ここおった!

げっ!

青♀

ほら書類溜まってんねんから!

青♀

ここでいいからもう署名して!

・・帝王ってめんどい

まぁまぁw

これからりうらたちは

稲荷家として生きていくんだよね

うん、一旦あの家に戻るけど

赤♀

荷物取ったらすぐに帰って来るよ!

白♀

りうちゃんは夢とかないん?

赤♀

う~ん、たっくさん服見て見たいな!

白♀

ええやん!今度買いに行こうな~

赤♀

え?!ほんと?!

白♀

うん、約束♪

赤♀

うん!

ついでにまろも行ってきたら?

青♀

いや、まろは軍師で・・

たまには息抜き行って来たらええやんw

赤♀

まろも行こー!

青♀

・・・じゃあ、うん//

赤♀

まろスラ~っとしてるから

赤♀

似合う服多いだろうな~

あ、兄貴は俺が見張ってるね♪

青♀

お、頼むわ!

は?!

www

赤♀

どんま~い、兄貴♪

この後二人は稲荷家として

秘密を守り通しながら楽しく暮らしましたとさ

リリエン

おかえりなさいませー!

リリエン

体調良くなりました!

リリエン

はい、いらん報告でした

リリエン

ここまで読んでくださりありがとうございました!

リリエン

また390タップお疲れさまでした!

100日お話を書く(後編)

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