美乃
ふぅ〜、落ち着く〜、
水霊
どう?気持ちいでしょっ…
美乃
っ!!
美乃
なに男が女風呂に!
水霊
あっ!すいません!
水霊
不愉快でした?
美乃
親は?
水霊
親……?
水霊
僕は…ここが親です。
美乃
は?なに言ってるの?
美乃
てか、いつまでいるつもり?
美乃
早く出て行って!
水霊
す、すいません!
タッタッタッ…!
美乃
はぁ…(「言い過ぎたかな?」)
美乃
(「たしか、小さい子は親と一緒に入っていいだったけど、あの子の親っぽいのは見つからなかったし……」)
七海
水霊ちゃ〜ん…
七海
どこ行ったのかな……
美乃
どうしたんですか?
七海
水霊ちゃんがいなくなっちゃって……
美乃
水霊?
七海
ええ…この温泉街を守る妖精よ、温厚で、温泉に入ってる人を見て、嬉しくなる可愛い妖精よ。
美乃
へ〜、
七海
そろそろご飯なんだけどな〜
美乃
お供え物とかじゃ…
七海
あの子、こっちに来て、ご飯食うのよ、
七海
探すの手伝ってくれない?
美乃
えっ…
美乃
それは………
美乃
ん〜〜〜っ!
美乃
やります!
大人(だいじん)
どうした?
水霊
なにもない……
大人(だいじん)
そんなはずないだろ、
大人(だいじん)
お前はおれんとこ来たら、すぐ温泉の景気を自慢するはずだ。
水霊
んん……
大人(だいじん)
また若女将に叱られたか……?
水霊
違う……
大人(だいじん)
俺に言ってみろ。
水霊
実は………温泉に入ってる女の人に「湯加減はどう?」って聞いたら、なんか、怒られちゃって……
大人(だいじん)
馬鹿か?お前、
水霊
えっ?
大人(だいじん)
そりゃあ、女の人の入浴見たら、キレられるだろ…
水霊
そうなんだ……
水霊
気をつけるね……
大人(だいじん)
気をつけるとかじゃなく、ちゃんと人をみろ。
大人(だいじん)
頭を使え、頭をっ…
水霊
うん!
バッ!
壱阡(せんち)
おいおいおいおい…
壱阡(せんち)
こんなとこに精霊がいるじゃん、
大人(だいじん)
誰だ?
壱阡(せんち)
壱阡だよ…
壱阡(せんち)
最近、妖精収集にハマってるんだよね、
どおおおんっ!
バッ!
大人(だいじん)
おい、
壱阡(せんち)
あらら、妖精に邪魔されちゃっ……
壱阡(せんち)
あーあ、妖精くんいなくなったじゃん…
七海
いました?
美乃
いなかったですね……
タッタッタッ
バッ!
七海
急に抱きついて、どうしたの?
七海
「水霊」
水霊
んん…
美乃
・・・え!こいつが水霊だったの!?
水霊
ご飯、ご飯〜!
七海
はいひい…
美乃
ん〜。
美乃
霊を従えてるあいつはなんなんだ?






