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カランコロン…
スイス
スイス
オーストリア
オーストリア
スイス
オーストリア
スイス
オーストリア
今日の客はオーストリア。 昔リヒテンのことで色々あって、 顔見知りだ。
まぁ見ての通り、 変人である。
スイス
オーストリア
お茶を飲んでいる間は 静かなものだが、 その間もキョロキョロと 落ち着きがないオーストリア。
スイス
オーストリア
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オーストリア
スイス
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オーストリア
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オーストリア
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オーストリア
オーストリア
スイス
オーストリア
オーストリア
オーストリア
シン........
オーストリア
ただでさえ ふたりしか居ない店、 音が消え去った。
前々からスイスには、 こういった「空気を変える圧」が あるのを知っていた。
その現場を見るたびに、 オーストリアは、
スイスが本当に 屈強なんだと実感する。
オーストリア
スイス
スイス
スイス
※このお話は 史実とは一っっっ切 関係ありません!
第二次世界大戦中、 ヨーロッパは実に 戦乱の中にあった。
特に陸上における ドイツ軍の猛威といったら、 一国が揮うには強すぎるほどであった。
制圧までの最適解な経路。 将から兵への統制力。 そして、純粋な火力。
それらはあっという間に ヨーロッパ諸国を食い荒らし、
おれはその国民たちの 治療を任された。
…別に、 おれの医療技術自体は 「ひとより優れている」 程度だ。
それでも、 当時どこにいても 脅威にさらされているこの州の中で、 唯一怪我人を任せられる 安全な国がおれだったのだ。
なぜならおれは、 スイスなのだから。
そうして運び込まれた 負傷兵、一般国民の惨状はというと。
…言葉にするのも躊躇うほど、 酷いものだった。
それでも…おれが見てきたものを きちんと、話したい。
手足欠損による出血多量で 胴と四肢を切り離さなければ ならない負傷兵。
爆撃により肌が焼け爛れ、 中の肉が見えている国民。
たとえ生き延びるためだって、 体の一部を大きな斧でぶったぎられる その痛みに耐えられるわけじゃない。 たとえ敵陣が同じ思いをしてたって、 皮の剥がれた肌を消毒される その痛みに耐えられるわけじゃない。
だからおれには、 治療する際に毎回、毎回、 毎回毎回毎回聞いて来た絶叫が、
耳に染みついて離れない。
おれは戦後すぐに 医者を辞めた。
そもそもおれは、 あんな………
”あんなこと”になった 人々の命を、 救えるような器ではなかったのだ。
……………願うならば、
これからは、長閑に生きたい。
そうだ、国の辺境で雑貨店でも開いて。 ぽつりぽつりとお客さんが来て。 常連には茶でも振舞って…。
今でこそ、各国が医学を発展させ、 自国民のことは自分で面倒を見る 余裕ができた。
もう、おれの助けは必要ない。 おれが背負わなくてもいい。 …肩入れ、しなくたっていいのだ!
スイス
オーストリア
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オーストリア
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オーストリア
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オーストリア
オーストリア
オーストリア
オーストリア
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今日の客はオーストリア。
テンションは高くとも、 やっぱり信頼のおける 顔見知りなのだ。
コメント
6件

やばぁい…(今日は語彙力死んでます…) スイスさん…大変でしたね… 今が平和でよかった…戦争とかなくなれーッ!! オーストリアさん…いつもテンション高いけどいい人ね… 平和が一番!今日も小説ごちそうさまでしたー!((食うなぁぁ
んー!!!好き!!! 普段騒がしいやつが優しいくなるのほんといい、いや優しいですけど根本から、オーストリアの姉!!?きになりまーすね!✨
スイスさんの昔話闇が深い…戦争で負傷した人々の手当だなんて、そりゃ辛いでしょうに… スイスさんが今幸せに過ごせていればもうみんな幸せになれますから…頼むから一生幸せに過ごしてください…😭 リヒテンちゃんが看板娘になる日を楽しみにしています…🫶