テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
車内は、ひどく静かだった
誰も言葉を発さない
ただ、エンジンの微かな振動と、ウインカーのリズムだけが一定に続いていた
後部座席
零斗の腕の中で、麗央はブランケットに包まれていた
泣き疲れて少し落ち着いたかと思えば、また思い出して震え出す
そのたびに、零斗は何も言わず、背中を撫でていた
零斗
ぽつりと、零斗が声を落とす
零斗
その声には、怒りや苛立ちじゃなくて――心底、苦しむような響きがあった
麗央は、小さく身を震わせる
声を詰まらせ、唇をきゅっと噛んでから、ぽつんと呟いた
麗央
零斗
零斗が、目を伏せた
麗央
麗央
言葉を絞るたび、涙がまた溢れた
麗央は自分で話しながらも、その記憶に足元を掬われていく
麗央
麗央
麗央
嗚咽混じりに、か細い声で話す麗央の顔はぐしゃぐしゃで
抱く腕の中で、零斗は全身の筋肉が張り詰めるのを自覚していた
麗央
麗央
もう言葉にならない
涙と声とが混じり合って、ただ「こわかった」と「いたかった」が繰り返される
零斗
零斗が、そっと顔を覆ってやる
震える肩を抱き寄せ、涙を受け止める
零斗
後部座席の沈黙を破ったのは、龍牙の低い声だった
龍牙
運転席の朔矢は、前を向いたまま、小さく呟いた
朔矢
零斗
蓮
車内には、再び静寂が落ちた
でもその静けさは、さっきまでの無力な沈黙とは違っていた
確かな決意と、悔しさと、怒りの入り混じった――
これからの“覚悟”に似た気配が、車内を満たしていた
零斗は、震える麗央の髪をそっと撫でる
零斗
零斗
短くてごめん🙇♀️
これには訳があって、今から話すね!
あのー、元々はこの後のシーンで上書きを書く予定だったのよ!
でも、今悩んでて
上書きシーンを書きたい自分と、麗央が可哀想すぎて優しくしたい自分とで葛藤中なの!
そこでみんなに選択を委ねる🫵
上書きするシーンがいいか、ケアするシーンどっちがいいかコメントで教えて🙏
よろしく👍
コメント
10件
ケアがいいです!!
好きだす みんなケアって言ってるからオレもケア派🙋🏻
いやぁその気持ちわかるぅ( ˆОˆ ) 私的にはみんな(れおくん以外)はケアしたくてケアするんだけど、上書きをれおくんからねだってくるとかどうかな?🤔ただの私の欲望なので聞かなくて全然大丈夫です笑 みんなの意見も取り入れた最高の作品待ってます!☺️