ドゴーンッ!
ZERO
、!
暫く治を探していると、 大きな物音がした。
ZERO
、、トコトコ
治が居るかは 分からなかったけれど、 ボクは大きな物音のする方に向かった。
向かった先では、治と広津さんが、 小柄な少年と戦闘を繰り広げていた。
ZERO
、、、、、
ZERO
(あの少年、さっきの、、)
よく見ると、青色の腕輪を 身につけている。その上 あの異能力、おそらく 羊の王『中原中也』だろう。
ZERO
(戦闘許可は出ていないけど、、
姉なら弟を助けるべきかな、、)
姉なら弟を助けるべきかな、、)
ZERO
(隙をついて、、)
次の瞬間、強い風を感じた。 我が身は宙に浮き、地面は抉られた。
ZERO
!!
ZERO
バッ
ボクは瞬時に事態を理解し、 たまたま近くに居た治の肩と 中原中也のフードを掴み、 治を自分の身に寄せた。
中也
グヘッ
太宰くん
、!
紅葉さん
これはまた、随分と無茶をしたのう、、
結果として、治と中原中也を 庇ったという形になったボク。 当然怪我をした。
ZERO
まだ仕事が出来る程度の怪我で良かったです
紅葉さん
わっちらが今のお主に仕事を
させると思うか?(黒笑)
させると思うか?(黒笑)
ZERO
、、、、
黒服
失礼します
紅葉さんと話していると、 部下の黒服がやってきた
黒服
ZEROさん、ボスがお呼びです
ZERO
分かった
紅葉さん
ZERO
ZERO
、、何でしょう
紅葉さん
今のお主は怪我人じゃ、
呉々も怪我を悪化するような事は
呉々も怪我を悪化するような事は
ZERO
分かっています
ZERO
ではトコトコ
紅葉さん
、、、
紅葉さん
全く、お主と言う奴は、、
[おまけ] (漫画風イラスト)