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ヤン

初めに、

ヤン

莉音のアイコン替えます

ヤン

莉音だけです

莉音

(ぴーす

ヤン

アイコンはPicrewの

ヤン

ヌ…様から

ヤン

「どろりっち」での使用デス

ヤン

今日の話は

ヤン

少し暗いですが、

ヤン

良ければ読んでください

ヤン

フォローもどうぞ

⚠️莉音は人形を運んでいます

⚠️口でです

莉音

~♩

ポトッ

莉音

ア、…(. . `)

莉音

(アグッ)

莉音

~♩

ガチャッ

莉音

~♩

ヤン

エッ…?

ポトッ

莉音

ウー…(. . `)

莉音

( っ´・ω・`)っ

(ヤンに人形を渡した)

ヤン

どしたの…

莉音

カマッテ…

莉音

アマエタイ…

ヤン

甘えたい時間?

莉音はほぼ定期的に甘えたくなる。

なんでかは分からない

けど頼られてるから嬉しくなる

そんな自分がウチは大嫌いだ

何がなんでも

虐められても、パシられても

頼られてるからうれしい

それで片付けられる自分が昔から嫌だった

ヤン

……

莉音

…??

また、

また自分から離れられたら嫌だから

莉音

莉音

……(大丈夫かな)

莉音

(リア主…)

ヤン

…ごめん。今日は構えないや

ヤン

また明日…なら…

無理に笑顔を作っても。

どうせ莉音や振未には筒抜け。

莉音

…うん。

莉音

大丈夫だよ

そんな自分が本当に嫌いだ

〇振未の部屋〇

莉音は振未にさっきの事を話した

超能力で、莉音は人の心を読める

ヤンの状態も全て分かるのだ

振未

ふーむ…なるほど…

振未

そりゃ、相当病んでるね

(振未は持っていた本を机の上に置いた)

振未

わっちだって

振未

そんなヤン見た事ないもん

莉音はその言葉を聞いて顔を俯かせた

莉音

…だよね…

実を言うと、莉音はそんなヤンを見るのが2回目だ

その日は莉音が体調悪い日だった。

〇莉音の部屋〇

莉音

…なんか色々…ありがとう…

その日莉音はベッドの上で辛そうに呼吸をしていた

莉音

…うっ…

ヤンの顔を見れないくらい。

その日はヤンと莉音だけしか家に居なかった

ヤン

…全然、平気。

莉音

…?

あれ、全然違う…

そう分かったのはヤンの声色でだった。

いつもは凄い元気なのに

莉音

…ね、リア主…

無理に顔をヤンの方に向けて

ヤン

…なぁに

莉音

今のリア主…

莉音

なんか変だよ。

莉音

どうしたの…?

無理に声を出したせいか

その後ずーっと咳き込んだ

ヤン

…変かな…?

ヤンは莉音のタオルを交換しながら呟く。

ヤン

やっぱり…莉音の前だと

ヤン

バレちゃうもんだね…笑

莉音は悲しそうな目でヤンを見つめる

莉音

…どんだけ…リア主を

莉音

見てきてると思ってんの…

深く呼吸してから呟く。

莉音

私はね、

莉音

リア主が心配なんだよ

声が掠れちゃったけど

伝わればいい。

莉音

…また、離れられちゃうとか

莉音

思ったんでしょ?

ヤンはずっと俯いていた。

莉音

全部お見通しだよ

莉音

……超能力のせいで。

莉音は震える手でヤンの頬を触る。

微かな笑顔で

すぐに消えてしまうような

そんな笑顔で

ヤン

……っ…

莉音

涙出てるじゃん…

ヤンの涙を手で拭いながら

莉音

…無理に笑顔にならなくても

莉音

無理に頑張り過ぎなくても

莉音

全部全部…

莉音

……いいんだよ?

その時のヤンの顔は

見た事ないくらい

涙でぐちゃぐちゃだった

ヤン

…うん。

莉音

そんなヤンを…

莉音

今日で見るのも2回目。

莉音

……私嫌だ。

涙を堪えながらそう言う莉音を

振未は静かに見つめてから

口を開いた。

振未

…ヤンはね、

振未

私達とずーっとさ

振未

ずーっと一緒に居たいんだ

振未を見つめながら

莉音

…それってどういう…

莉音を撫でながら振未は微笑んで言う。

振未

一緒に居たいから

振未

離れて欲しくなくて

振未

無理しちゃうんだよ…

莉音(そういえば、言ってたな…ヤン本人も)

莉音

…じゃあ…

莉音

じゃあ…私はどうしたら…

呆れたように莉音の腕を掴んで立つ振未

振未

そんなの決まってんじゃん

振未

私達2人でさ

振未

ヤンを抱きしめてあげるの

莉音は涙を手で拭いながら頷いた。

莉音

うん、行こ、

振未

そーしよ、!

ガチャッ

莉音

リア主!

ヤンは咳止めの薬を飲んでいた

振未

何その…薬、

振未の耳元で莉音が囁く

莉音

持病で咳が出ちゃうから

莉音

朝、昼、夜。

莉音

咳止めを飲んでるんだ

小声で振未が返事をした

振未

成程ね

莉音はその返事を聞いた後に

ヤンの方に駆け寄り背中をさする。

莉音

大丈夫。大丈夫だからね

ヤンは一瞬驚いたような目をした後

落ち込んだような表情に戻る

ヤン

…何で2人とも来たの。

ヤン

来ないでって…

ヤン

構わないでって…言ったのに

振未は呆れたように言う。

振未

そんなの

振未

…嘘だって分かってる

振未

とっくのとうに

深呼吸をしてから

振未

ヤン。

ヤン

…?

振未

昔からあなたはそうだった

振未

構わないでって言いながら

振未

人の居ない時に

振未

静かに裏で泣いて。

振未

だから、心配するの。

振未

私達2人とも…ね。

ヤンはその言葉に圧倒された後

静かに答えた。

ヤン

…だから?

ヤンは泣きながら叫ぶ。

ヤン

どうせウチの元彼みたいに

ヤン

振未も莉音も蓮も故も!

ヤン

離れて行くんだろ…!?

ヤン

ウチの傍にずっと居る

ヤン

なんて、証拠は無いだろ!?

ヤン

だったら!

ヤン

だったら…

そのままヤンは俯いてしまった。

莉音

……無いよ。

莉音

無いけど…

莉音

私はリア主が大好きだから

莉音

そばに居たい。

莉音

ダメ…?

その言葉の後に

ヤンの目から涙が溢れた。

ヤンは昔からちゃんと愛されたことが無かった

彼氏が出来ても、彼女が出来ても

結局は離れられて

だから人を愛すことも

人のそばにいることも

怖くなっていた。

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