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翌朝…

玲華(れいか)

……バサッ…バサッ…

昨日散々汚した布団を引き剥がし新しい布団を敷布団に敷く

玲華(れいか)

……ズルズル

汚れた布団を引き摺りながら脱衣所に向かう

玲華(れいか)

……絞め殺してやろうかなコイツら‪💢

痛い腰を擦りながら一言呟く

玲華(れいか)

(なんっで昨日散々いじめ倒された私がベッドとか綺麗にしてんだろ!‪💢)

床に座り込みベッドに顔を埋める

玲華(れいか)

いたぁいぃぃぃぃぃぃぃ……

玲華(れいか)

(服着なきゃ…あ"〜…でも腰痛い……マジでもうやだぁ…セフレじゃねぇかよ……)

ぐちゃぐちゃになった服を横目で見て面倒臭い気分になる

玲華(れいか)

クッソ、無駄に気持ちよさそうに寝るんじゃねぇよ性欲モンスターどもが、死ね‪💢

ただの一般人の私、頑張りました、頑張らせていただきました、マジでこいつら手加減とか覚えろよ‪💢

(※寝起きと寝不足と腰痛、筋肉痛のせいで情緒がクソ不安定です)

玲華(れいか)

……おい起きろ、どうせ1人2人は起きてるんだろ

塔真

おや、やはり気づいてましたか

玲華(れいか)

私ひとりでお布団やった、褒めて、あとお着替えさせて

塔真

お風呂はどうします?

玲華(れいか)

入る、なんなら星喰先輩も起きてる

大我(たいが)

チッんだよ気づくのはえぇな

玲華(れいか)

草薙先輩も起きてるし観月先輩も起きてる

玲華(れいか)

あと……そこの悪趣味後輩達も起きてる

伯玖(はく)

ウグッ…

累(るい)

気づくの早いなぁ…笑

草薙先輩は起き上がり私を抱き抱え胡座をかいた足に座らされた

玲華(れいか)

うぬッ…

伯玖(はく)

スンスン…チュッ…チュッ…

玲華(れいか)

うなぁ"ー!!‪💢

伯玖(はく)

い、いたたッ笑

伯玖(はく)

それより昨日は悪かったな、それに引き続き今日も……痛かったろ?

草薙先輩は私の腰を優しく擦りながら 少し申し訳なさそうな顔をしている

玲華(れいか)

んんッ///だ、だから腰を撫でないでって

伯玖(はく)

あ、あぁ……悪い悪い

草薙先輩は優しく私の頭を優しく撫でて首にキスをしてくる

玲華(れいか)

ッ///

累(るい)

良いなぁはくっち……俺ちゃん触れないんだよ?

伯玖(はく)

ん〜?笑

累(るい)

ずっる〜い

玲華(れいか)

う"〜……///

伯玖(はく)

好きだぜ、玲華さん

玲華(れいか)

んむッ///

草薙先輩が唇を重ねて首を舐めたりして来る

玲華(れいか)

うにゃあ"ー!!///

玲華(れいか)

もうお風呂入る!服着る!寝るの〜!!!‪💢

伯玖(はく)

あらら拗ねちまった笑

翔平(しょうへい)

センパーイ、風呂入るって?

玲華(れいか)

入る……

玲音(れお)

じゃあオレも〜♥

玲華(れいか)

う"〜……んー…

玲音君が後ろから抱きついて来て スリスリと頬を擦り合わせる

伯玖(はく)

ちょ、さすがにきついな……

玲華(れいか)

私もキツイ……

玲音(れお)

一番楽〜

玲音君は肩にキスをしたりハムッと肩を軽く噛み付いてくる

玲華(れいか)

ぬぅ"〜

翔平(しょうへい)

はぁ〜…マジで幸せ……ギュゥッ

伯玖(はく)

ちょッ、取れる……足取れちゃう

玲華(れいか)

潰れるぅ"〜……

玲音(れお)

ちょ、翔ちゃん抱きついて来ないで

翔平(しょうへい)

んぁ〜?じゃあ退けよ

玲音(れお)

はぁ?ヤダに決まってるでしょ

玲華(れいか)

あの…どいてもろてええっすか……腰が……腰がさっきから悲痛な悲鳴を…

翔平(しょうへい)

あ、…やっべ

2人はいそいそと離れ草薙先輩が優しく頭と腰を撫でてくれた

玲華(れいか)

ちょッ///ふぁ……///♥

伯玖(はく)

おっと、つい笑

玲華(れいか)

ッ〜〜〜///‪💢

玲華(れいか)

マジでもう寝てろ!‪💢

伯玖(はく)

はいはい笑悪かった悪かった笑

玲華(れいか)

もう屈辱的だわ…お風呂入る……

草薙先輩の脚から降りて腰を擦りながら白シャツと下着だけ抱えてヨロヨロと 脱衣所に向かう

伯玖(はく)

あら大丈夫か?

塔真

まぁ、時間が余りにも遅かったら少し見に行けばいいですよ、最悪そのまま入ればいいですし

伯玖(はく)

確かに……言わりゃそうだな

脱衣所

玲華(れいか)

うわぁ…ぐっろ……

鏡に映る自分の素肌は見るに堪えないものだった……

キスマーク…歯型、んでどっかの人外先輩による吸血痕……

玲華(れいか)

見てらんねぇ……

んでよく見ると腰や胸には激しく 掴まれた(?)揉まれた(?)後の手形

玲華(れいか)

あ〜もう……昨日酒飲んだ後みたいになんも覚えてねぇんだよ…

タオルも巻かずに浴室に入り体、頭……取り敢えず全部綺麗にする

玲華(れいか)

腰いってぇ……

長い髪をタオルで器用に包み込んで 白シャツを羽織って出て来ると…丁度、 冠氷先輩がそこにいた

玲華(れいか)

あれ、何してるんすか冠氷先輩

尋(じん)

ん?あぁ、お前か

尋(じん)

ちょっとな……水を飲みに来たんだ

玲華(れいか)

あぁ、そゆことっすか

玲華(れいか)

どうぞ、お好きなコップ使ってもらって

棚からヘアオイルとドライヤーを取り出しコンセントにぶっ刺す

玲華(れいか)

ちょっとここ騒がしくなるんで、寝室とかに行ってた方が良いと思いますよ

尋(じん)

いや、いい

玲華(れいか)

まぁ、お好きなように

ヘアオイルを髪に着けて軽く手で馴染ませ櫛でとかす

玲華(れいか)

あ〜もう……腰いたぁい…

そんな事を嘆きながらやっていると…突然冠氷先輩に櫛とドライヤーを取り上げられた

玲華(れいか)

へッ…

尋(じん)

やってやる、だから動くな

尋(じん)

満足だろ、それで

玲華(れいか)

ま、まぁ……そうっすけど…でも別に自分でやるっすよ

尋(じん)

黙らねぇとその口塞ぐぞ

玲華(れいか)

なッ…わ、分かりましたよ……

冠氷先輩は思った以上に丁寧に私の髪の毛を乾かし始めた

玲華(れいか)

……(ちょっと意外だわ…この人そういう事出来んだ…)

冠氷先輩のやり方にしばらく身を任せていたら…気付けば眠りこけて居た

男装女子はグールの手綱係

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