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斗亜

ほとけ

まずなんだけどさ、2人とも疑問に思ってない?

ほとけ

斗亜ちゃんを愛してる人達が何故斗亜ちゃんを襲うのか

言われてみれば、確かにそうだ

斗亜を、自分を愛していたのなら襲って食べようとなんてしないはず

りうら

確かに……言われてみたらおかしいな

ほとけ

それはさ、その……

ほとけ

『 ここにいたないちゃん達は偽物だから 』

ほとけ

かな、

斗亜

偽物……?

ほとけ

えっとね……

ほとけ

まず、僕は斗亜ちゃんの別人格で、

りうら

別人格……?

ほとけ

斗亜ちゃんが幼い頃、ほんとに幼稚園とかに通ってるような頃、いじめみたいなのがあって、

ほとけ

それにないちゃんや、アニキは忙しくて構って貰えなかったからその寂しさを埋めるために、僕が作られたの

りうら

なんで !?俺何も知らなかった……

ほとけ

しょうがないよ、斗亜ちゃんからしたら幼稚園の頃の記憶なんて今はもう忘れてるだろうし、

ほとけ

僕がいるのは当たり前って思ってたんじゃない?

斗亜

ねぇ、

斗亜

……その話とないこさん達、関係あるの?

ほとけ

うん、

ほとけ

斗亜ちゃんはね、僕と同じように、ないちゃん、アニキが亡くなった時にそれぞれの人格を作ったの

ほとけ

でもアニキや、ないちゃんの人格は、曖昧な形で作られた

ほとけ

僕は、小さい頃にお話相手、という目的が明確になった状態で作られたから大丈夫だったんだけど

ほとけ

ないちゃん達は寂しくて、とりあえずどうにかしたい、特に目的もないけどって感じで作られたからだいぶ曖昧で

ほとけ

それで……

斗亜

それ、で……?

ほとけ

斗亜ちゃんの"身体"を"奪おうとした"

斗亜

っ……

りうら

は、?

ほとけ

……

その場に気まずい空気が流れる

少しの間とはいえ、共にすごしたないこや悠佑、初兎が、自身の身体を奪おうとしていた

奪われていたら"斗亜"という人格はどうなっていたのか分からない

それに、ほとけはその事を理解していた

なのに止めなかった

斗亜とりうらからしたら、とてもでは無いが気の利いた事をほとけに言える自信は無かった

後でもう1話上げます!

おつらお!
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