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玲さんが作る国語のオリジナル物語ほんと大好き🥰💕 現実にあったら一生その物語だけ読んでるかも笑
秋野 萩尾
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秋野 萩尾
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「4人の調和」
秋野 萩尾
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4人の調和 日出利明 作 田中美雨:絵
ある日少年は、母親に「森に行って、果物の実を取ってきてほしい」と言われました
少年は母親の言うとおり、果物の実をとっていたそのとき、果物が鴉に奪われてしまったのです。
果物を奪ったカラスを追いかけていると、1つの神社にだどりつきました。
そこは調和の神様を祀る場所で、4つの像があったそうです
一つは妖狐の像で、片目は眼帯で抑えられていました
一つは猫の獣人のような尻尾が生えていた像でした
一つは小柄な少女の像で、片目を瞑っていました
一つは顔が整っていて、煙草のようなものを口に咥えてる像でした
少年は像の上に止まったカラスに文句をたれていると、とある声が聞こえてきたそうです
「自然の摂理なりて、諦めることなり」
少年は気味が悪くなり、神社から逃げ出し少ない果物を持って家に帰りました。
しかしその後、彼は十五という若さでこの世を去りました。
彼の母親は酷く哀しみ、調和を祀る神社に祈りました
「私の命を捧げるので、彼の命は救ってくださいと」
「それで調和、天秤にかけてくれと」言いました
すると四つの像が消えてしまったそうです
そして家に帰ると愛しの息子が居て母親の頭の中にとある声が聞こえたそうです。「願いは叶えた。次は代償だ」と言われ、母親は心不全でこの世を去りました
すると狐の面をつけた猫の獣人の少女が入ってきて、息子は、話しかけたと思うと母親の亡骸を連れてどこかに消えていたそうです
この四つの像は後に四調和神像と称えられ、多くの人物が観光に向かっていますが、35年前、像が全て無くなるという事件がありました。
像がなくなったことについて、「もしかしたらまた調和のために出かけたのかもしれない」と多くの人に語られました。
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秋野 萩尾
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