六花清春
六花清春
朝。
押し入れの中から出た。
目覚めの良い俺は、いつもさつきを起こしに行く。
けど、今日は朝から出ないといけなかった。
大学の授業があるからだ。
大学は8時半から。
9bicハウスから大学まで、結構時間がかかる。
早めに出やんとなあ…
六花清春
あくびをしながら、洗面所に向かった。
六花清春
鏡を見て髪のボリュームに驚いた。
その後、朝風呂に入る為に服を脱ぎ始めた。
いつも通り歯ブラシを持ってお風呂に入る。
お風呂から上がり、スキンケア、メイク、ヘアセットを終わらせた。
六花清春
服も着替え、出掛ける準備は出来た。
暇だし、リビングにでも行こうかな
六花清春
市川慶一郎
市川慶一郎
六花清春
リビングには、ソファに座る市川君がいた。
市川君はまだパジャマ姿で髪の毛だけセットしていた。
六花清春
市川慶一郎
市川慶一郎
六花清春
市川慶一郎
六花清春
市川慶一郎
市川慶一郎
六花清春
六花清春
市川慶一郎
市川慶一郎
六花清春
市川君疲れてそうだな…
どしたんやろ…
市川慶一郎
六花清春
市川君はソファから立ち上がり、リビングを出ていった。
六花清春
さっき用意したリュックを背負い、マスクをつけ、玄関に向かう。
自分の靴を出し、鏡で全体をチェックしながら靴を履いた。
立ち上がり、家を出ようとした時。
双葉小太郎
六花清春
六花清春
小太郎が階段から降りてきた。
双葉小太郎
六花清春
六花清春
双葉小太郎
双葉小太郎
六花清春
六花清春
双葉小太郎
小太郎に手を振り返し、ドアを開けた。
駅まで歩いた。
六花清春
小太郎に「頑張れ」なんて言われたら、めっちゃ頑張っちゃうなあ。
俺は、小太郎の事が好きだ。
最近2人の動画も多くて、少しづつ小太郎のことを気になり始め
“好き”という感情が芽生えた。
さっきの小太郎への態度もそうだけど
なかなかアピールすることが出来ない。
男同士というのも尚更。
それに俺は好きな人にアピールすることが苦手だ。
このままだったら小太郎に俺の気持ちは伝えられないだろうな…
いつか告白出来ればいいけど…
六花清春
頑張ろう。
大学が終わり、9bicハウスに戻ってきた。
六花清春
市川慶一郎
市川慶一郎
双葉小太郎
手洗いとうがいを済ませ、リビングに入ると、市川君と小太郎が2人でソファに座っていた。
六花清春
市川慶一郎
六花清春
ジャンパーやリュックを脱ぎながら2人に質問した。
市川慶一郎
市川慶一郎
双葉小太郎
六花清春
最近市川君と小太郎2人で居ることが多いから心配になる。
小太郎が市川君に気があったらどうしようと焦ってしまう。
焦るくらいなら俺が何かすれば…と思っているが、俺にはハードルが高い。
双葉小太郎
六花清春
六花清春
双葉小太郎
六花清春
市川慶一郎
双葉小太郎
六花清春
ソファに座ろうとしたが、抱えたジャンパーとリュックを見て、部屋に置きに行くことにした。
六花清春
双葉小太郎
部屋に入り、ジャンパーをハンガーに掛け、リュックをその下に置いた。
時計を見ると11時半。
お腹空いたし、適当に何か食べるか。
六花清春
市川慶一郎
双葉小太郎
六花清春
市川慶一郎
市川慶一郎
冷蔵庫には、ペットボトル(水)4本とプロテイン2本と卵など、少ししか入っていなかった。
冷蔵庫の1番目立つところに置いてあるプリンが目に入った。
六花清春
双葉小太郎
小太郎がそう言いながら近づいてきた。
俺の後ろから、小太郎が冷蔵庫の中身を覗いてきた。
双葉小太郎
六花清春
双葉小太郎
双葉小太郎
六花清春
六花清春
俺の左肩に顔を乗せる小太郎に、プリンを渡した。
左を向いて渡すと、顔の距離が近づいた。
六花清春
双葉小太郎
そう言って、小太郎はプリンを受け取り、スキップしながら戻って行った。
冷蔵庫を閉じ、深呼吸した。
六花清春
小太郎…距離が近いよ…
ドキドキしちゃった…
コメント
4件
3K尊ぉぉぉぉい!!!! ありがとうございます!!!! 乁(°ω°`乁)マジ神✧*。