/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
シェアする/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
シェアするテラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
シェアする電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ーコツーン...
...コツーンー
鳴り響くのは大きな振り子時計の音
確かにそれは動いているのに、まるで時が止まっているかの様な空間に少々の頭痛を覚える
真赤な孔雀の扇子を翻し、絵画の如く座る女帝が口を開いた
遊
遊
夜
夜
なるべく穏便に済ませようと、精一杯の爽やかな笑顔を女帝へ向ける
瞬間、パシンッ！と乾いた音が、精一杯の笑顔を無きものとした
遊
遊
こちらこそ不愉快だ
そんな事は口が裂けても言えないけれど、心の中でグチグチと呟く
燃えるような赤い瞳は、俺を捕らえて離さない
こちらも逸らさず見据えていると、女帝の口端がニタリと不気味に吊り上がった
遊
夜
夜
遊
残念そうな声音にしては、その表情は至極楽しそうだった
そうゆう所にも腸が軽く煮える
少し視線を鋭くしてみても、女帝は気にも留めない
夜
恭しく頭を下げれば、女帝はふっと鼻で笑った
遊
遊
遊
女帝はシャラリと扇子を優雅に広げ、厭らしく嗤う口元を隠した
死んでも約束は守りますよ
俺がこの世から貴女を救うんだ
〜fin〜
コメント
2件
この話での二人は幼馴染みだけど長じてから敵対関係になったと見ました！ 小道具のせいか、中華系の衣装イメージが強いです(*´∀`) ところでこの背景だと地の文がちょっと見づらいです( ;´･ω･`) もしよければ、地の文を「黒背景＋白抜き文字」にしてもらえると見やすいかなーと思います(´･ω･)
