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次の日俺は1人で大学へ向かった
赤
､､､
いつも隣に君がいたから気づかなかったけど
大学への道はとっても遠くて長くて寂しかった
今日は話を聞いてくれる君がいない
､､､ううん違う
今日から居なくなるんだ
赤
､､､
黄くんとは教室が違う
だからいつも屋上で集合して会っていた
でも今日からは屋上に行く予定は無くなった
教室がいつもよりも暗く感じて居心地が悪く感じた
青
あれっ？赤くん
青
今日は屋上行かないのー？
紫
ね！いかないの？
赤
､､うんっ
赤
今日からもう行かないよ
赤
ああっ、あと桃くんって覚えてる？
青
もちろん！！
赤
この前あったよ笑
紫
えほんとっ！？
紫
元気そうだった？
あ。俺桃くんに元気だったか聞いてなかったな
黄くんに必死だったんだな
赤
あー、
黄
赤居ますかっ、、！、
青
あ、
紫
あっ
赤
､､､
赤くんならあそこにいるよー
黄
ありがとう
青
こっち来たよ
青
赤くん黄くんとなんかあったでしょ
赤
えへへばれた？笑
黄
赤っ、、！！！
黄
なんで朝居なかったの、
黄
なんで先に行ったの？？
赤
､､隣に使われてない教室あるから
赤
そこ行こ
赤
話したいことあるの
黄
､､､
黄
､､､話したいことってなに、？
赤
､､､
赤
もうこの関係やめたい
黄
､､､え、？
黄くんの顔が混乱していた
この言葉を言うのに約2年がかかった
俺にだって限界があるんだ
赤
､､､もう
赤
関わらないようにしたい、
これで合ってるんだよね
俺と君は出会ったらだめだったんだよ
黄
､､､なんでっ、
黄
なんでいきなりそんなこと言うのっ、、！！！
赤
黄くんには俺以外に沢山人がいるんでしょっ、？
赤
俺の代わり沢山いるじゃん
黄
､､､居ない
黄
僕には赤しか居ないよ
黄くんが別の人とデートしてるところを目撃したのは
前が初めてではない
この2年でもう何回もあった
それを見るのに慣れてしまっているのはおかしいのかもしれない
赤
､､､
黄
そもそも赤だってこの関係に不満はなかったんでしょ！
黄
赤だって楽しそうに一緒に居てくれたじゃんか
赤
､､､最初から悩み事なんて沢山あったよ、
赤
でも気づかないようにしてたの、！、
赤
黄くんが他の人と歩いてるところを何回も見た時も
赤
見ないふりしようとしてたしっ、
赤
元カノさんからLINEしてる時とか
赤
他の子と夜遅くに会ってる時とか、
赤
同棲してから知りたくないことまで知っちゃうようになって、
赤
､､､もう我慢できないのっ、
黄
､､､っ、
黄
､､､もうわかったよ
黄
もう関わらなければいいんだよね
赤
､､､っ！
赤
うん、そうだよ
黄
､､､わかった
そう言って彼は教室を後にした
赤
最後までクズすぎるでしょ、
これでいいんだ
もういい。
彼にはもう縛られない
これでいいんだよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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