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雫
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琳埜
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こ う
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⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.· ⚠ kzlr ご本人様とは一切関係御座いません 個人の範囲でお楽しみください nmmn kzhさんが最低です(とても) lrさんが可哀想です(とても) ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ 依存 どろどろ ⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
こ う
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全体 ❤︎ 20000 ↑ 1話 ❤︎ 2000 ↑
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ピンポーン
インターホンのボタンを押すと、ドアの向こう側でインターホンの音が響いて聞こえる。
k z h .
モニターがないようなボロいアパート。
ローレンについては調べていた、一人暮らし。
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しばらくズボンのポケットに手を突っ込みながら待っていると、ガチャリ、と目の前のドアが小さく開いた。
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ドアの隙間から覗くようにこちらを見るローレンはいつも以上に痩せていて、目の下に隈ができてる。
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「虐めてくる奴ら」が家にまで来たのかと思ったのだろう。
ローレンは俺の顔を見ると、少しだけ肩の力が抜けたように見えた。
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必死に止めてくるローレンを押し切り、俺はローレンの家に入った。
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ローレンは俺を追いかけて服の裾をぎゅっと掴んで見上げる。
まるでリビングに行かせたくないかのように。
見上げる瞳が弱々しく、不安げに揺れている。
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俺はそういいながらずかずかと廊下を歩き進める。
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ローレンは止めるのが必死だったのか、つい口を滑らせた。
そう、別に仲良くもなかったし、逆にローレンを俺の事を揶揄っていた。
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ローレンは俺の言葉を聞くと声を詰まらせ、目を泳がせた。
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気まずそうに口を結んで、自分の袖を掴み、俺から目を逸らす。
短パンに長袖のスウェット。そこから見える青白いとも言えるような白い肌と、細すぎる足。
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身長が俺よりも低いローレンは、その言葉を聞いた瞬間、拳を握りしめて俺を睨みつけた。
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ただそれ以上は何もしてこない、何もできない。 だってそれは自分も言っていたようなものだから。
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そう。俺は毛ほども気にしてない。そんなことはどうでもいい。別に謝らせようとも思ってない。それが目的できた訳じゃないんだから。
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ローレンは素っ頓狂な声を漏らして、俺を見た。一瞬の安堵。そして疑問。
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俺はローレンの両頬を片手で掴むと、腰を少し折って、ずいっと近づき至近距離で見つめた。
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それ以上の言葉が出なかった、 なんで、お前のこと揶揄って冷やかしてた奴の心配なんかしにくるんだ。と、言えるわけが無い。
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立ち尽くしたローレンを他所に、俺はもうすぐ手を伸ばせば届くリビングのドアノブに手を伸ばした。
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ガチャ、
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俺がドアノブを開けた瞬間、ローレンの細い指が俺の視界を被った。
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ローレンの手が微かに震えている。
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俺は必死に隠そうとするローレンの手を手首ごと掴んだ。
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背後から聞こえるローレンの声。 恐怖と、それに少し 縋るような助けを求めるような震えた声。
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そういいながらローレンの手を俺から引き剥がした。
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ソファに、テレビ、床にいくつかの服が脱ぎ捨てられていて、生活感のあるリビング。
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そして、机には、 散らばっている錠剤。カッター。 ゴミ箱には血の付いた大量のティッシュが溢れている。
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俺は机の錠剤を手に取って、何食わぬ顔で眺める。
ローレンは俺の平坦すぎる反応に目を見開いて固まっている。
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あれから誰も味方になってくれなかった、完全に孤立していたローレンにとって、その一言だけで強烈な甘い毒となって侵食する。
自分を味方してくれている人がいる、心配してくれる人がいる、
ローレンにとって、それは救済に等しい行為だった。
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俺はローレンの反応を観察しながら、立ち尽くしているローレンに近づいた。
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その目には、もう恐怖でも見下してもいない。 ただ、俺を縋るような目で、見つめていた。
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ローレンの身体が反射的に強ばり、腕を掴む手に少し力が入った。
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ローレンの瞳が揺れた。 目の前にいる俺を、見つめて、数秒。 俯いて小さく口を開いた。
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俺はソファに腰かけると、ローレンがおずおずと腕まくりをした。
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腕に残った切り傷の跡、治りきっていない傷口に重ねるようにまた切り傷。
腕には包帯が巻かれていて、血が滲んでいる。今日か昨日にもしたのだろう。
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手を優しく掴んで、
落ち着いたトーンで、ローレンに話しかける。
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自分のことを引かずに、優しくしてくれる、心配してくれる。
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こんな自分にも、話を聞いてくれる。
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そしてローレンをぎゅっと抱きしめる。
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わかってくれる人がいる。
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ローレンの求めている言葉が、するすると鼓膜を揺らす。身体を甘い言葉が侵食する。
お前にはもう俺しか居ないんだ、と わからせる。
その甘い毒を催促するように、俺はローレンの背中をさすって受け止める。
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ローレンは俺に縋り付くように、服を掴んで、顔を胸に埋める。子供のように嗚咽を漏らして泣いている。
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ローレンの解かれたウルフカットの赤い髪に指を差し込み、梳くように撫でる。
話を聞いてやるだけでいい、それだけで 崩れそうな人は簡単に依存する。
俺の腕の中で震えながら涙を流して、助けを求めている。
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全部。俺が仕掛けた罠。まんまと引っかかる子猫ちゃん。
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コメント
8件
葛葉が最低で最高すぎる・・・

こうさんの書く小説に愛を込めて花束を 今の私はラブに溢れてる🫵🫰🫰🫰😍😍😍続き、楽しみにしてます👽

更新ありがとうございます❕️❕️ kzhの手に堕ちるlrを見れて感無量です😭 嘔吐くように話すlrが性癖ぶっささりで今回も最高でした💖