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士道は口を開くごとに糸師冴。
凛の兄の話を開く。
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一歩踏み出す。
避けられる。
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凛の声が、低く沈む。
次の瞬間。
空気が、歪んだ。
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士道が笑う。
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凛の周囲。
見えない“何か”が、暴れ始める。
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氷織が小さく呟く。
でも、違う。
今までのそれとは。
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黒名が一歩下がる。
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凛が、踏み込む。
速い。
いや。
“予測できない”。
士道が、受ける。
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ぶつかる。
衝撃が、爆ぜる。
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士道が笑う。
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凛は、答えない。
ただ。
コイツを、壊す。
それだけの動き。
完全に、衝動。
hor
氷織が呟く。
hor
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潔が、前を見る。
凛。
士道。
二つの“異常”。
このままじゃ。
全部巻き込まれてしまう。
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即答。
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hor
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一瞬。
蜂楽が、止まる。
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迷いのない声。
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笑う。
その目が、また、少しだけ光る。
三人が動く。
凛の動きに。
合わせる。
普通なら、無理だ。
衝動で動く制御不能の凛に、合わせるなんて。
でも。
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潔が、見る。
動き。
癖。
タイミング。
全部、拾う。
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指示。
噛み合う。
凛の暴走が。
“形”になる。
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士道が、さらに興奮する。
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爆ぜる。
空間ごと、歪む。
その瞬間。
見えなかった。あらぬ方向。
一瞬の空白。
次に見えたのは。
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蜂楽の声。
潔の体が。
吹き飛ぶ。
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地面に叩きつけられる。
そして、動かなくなる。
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凛の動きが、止まる。
士道が、笑う。
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興奮と、静寂。
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凛が、ゆっくり振り向く。
振り向いた先には、倒れている潔。
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血が滲んで。
動かない。
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声が、変わる。
さっきまでの衝動じゃない。
もっと、深い何か。
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愛空が、静かに言う。
でも。
もう、遅い。
次の瞬間。
凛が、消える。
そして、士道の顔面に、拳が叩き込まれる。
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初めて。
士道が、吹き飛ぶ。
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起き上がる。
でも。
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笑う。
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でも。
凛は、もう士道を見ていない。
視線は、ただ一つ。
潔。
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士道が不貞腐れる。
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黒が、揺れる。
消える。
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愛空も、肩を回しながら。
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そのまま、消える。
静寂。
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三人が、駆け寄る。
蜂楽。
氷織。
黒名。
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息がある。
でも。
傷が深い。
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その時。
ぴくり、と。
指が動く。
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ゆっくりと。
潔が、目を開ける。
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立ち上がる。
血は__
消えている。
傷も。
最初からなかったかのように。
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黒名が、呟く。
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hor
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氷織も、目を細める。
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蜂楽が、じっと見る。
でも。
潔は、何も言わない。
ただ。
凛を見る。
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凛は、黙ったまま動かない。
さっきまでの熱が。
嘘みたいに消えている。
でも。
何か、違う。
空気が。
変わっている。
確実に何かが。
切れている。
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凛が、背を向ける。
声は、いつも通り。
でも。
何かが、違う。
でも、誰も、それを言葉にできないまま。
ただ。
その場に立ち尽くしていた。
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コメント
2件
凛ー!!!僕、結構暗い系が好きで、これを見てる時、「凛ちゃん、もしかしてもっかい壊しちゃって絶望してる感じ?☆」みたいなノリで見てました笑
凛の中の気持ちがごそっと変わったんでしょうか?何かへの執着心が消えたとか、今回も面白かったです!