主
どーも主です!
主
11話目
主
スタート!!
主
(♡待ってます!)
物怪 瑠衣
じ…ん…っ
司波 仁
ッ…ッ…
物怪 瑠衣
(今…俺はどんな顔をしている…?)
司波 仁
(っ…泣いてるってことは…)
司波 仁
本当…なんだな、、
物怪 瑠衣
それ…は…
司波 仁
(嫌な予感は前からしていた)
司波 仁
(…でも何故だ?
何故急に…瑠衣は…)
何故急に…瑠衣は…)
物怪 瑠衣
(何て言えばいいのか…分からない)
司波 仁
何故だ…?
司波 仁
消えるってどういうことだ?
司波 仁
瑠衣に何があったんだ?
司波 仁
(聞きたいことが沢山ある…)
物怪 瑠衣
っ…ッ……ごめん…ッ…(ポロッ
物怪 瑠衣
ごめんな…ぁ…仁…っ…
司波 仁
だ…から…何があったんだ…っ(ポロ
物怪 瑠衣
俺…の…せいでっ…俺…のせいで…仁はっ…!
司波 仁
グスッ)落ち着け瑠衣…、、!
司波 仁
深呼吸しろ…ッ
物怪 瑠衣
ハァ…グスッ…ハァ…ッ
司波 仁
(今は…こうして…背中を支えることしか出来ない…っ)
司波 仁
(何も…してやれない…)
司波 仁
(ただ、瑠衣が話してくれるのを待つしか…俺にはできない)
15分後
物怪 瑠衣
ハァ…ハァ
司波 仁
(落ち着いてきたか、)
司波 仁
(聞くべきか?いや、今は刺激しない方がいい?)
物怪 瑠衣
…
(何て言えば…?
俺のせいで、仁が事故にあったと、言えばいいのか?)
(何て言えば…?
俺のせいで、仁が事故にあったと、言えばいいのか?)
司波 仁
…瑠衣
物怪 瑠衣
ん…?
司波 仁
俺は…俺は、瑠衣が話してもいいというのなら、話して欲しい
司波 仁
嫌だというのなら、今は聞かない
物怪 瑠衣
…
司波 仁
だが、…いつか、無理矢理にでも聞くときがある…と思う
司波 仁
俺は…瑠衣がどんな選択をしても否定しない…ただ、どの選択も瑠衣を傷つけてしまうかもしれない
物怪 瑠衣
言ったら…逆に、仁のことを傷つけるかもしれない、それでもいい…のか?
司波 仁
あぁ、聞かせてくれ…瑠衣
物怪 瑠衣
っ…
物怪 瑠衣
8日前…
物怪 瑠衣
仁の記憶では……何も無い、普通の一日なのかもしれない…
物怪 瑠衣
でも…俺の記憶は違う…
司波 仁
違う…?
物怪 瑠衣
あの日、俺と仁は喧嘩…したんだ
物怪 瑠衣
それで、俺がカッとなっちゃって、事務所を出ていったんだ
司波 仁
…
物怪 瑠衣
それで、…仁が俺のことを追いかけてきた…
物怪 瑠衣
でも、俺は知らんぷりして突っ立ってた…
物怪 瑠衣
そしたら、俺のとこに車が来てたらしくて…ッ…俺は…それに…っ…気付かなくて…
物怪 瑠衣
仁…がっ…ッ…俺をかば…って…代わりに…ッ…ぁっ…
司波 仁
…
物怪 瑠衣
それ…でっ…俺…のところ…にっ…天使…がッ…来て…
物怪 瑠衣
俺…仁…を助ける…ために…俺が消える…こと…を引き換え…としてっ…、天使…と…契約ッ…したっ…
司波 仁
ッ……何でだ…ッ!
司波 仁
何で…そんなこと…をっ…!
物怪 瑠衣
俺が…悪いんだ…よッ…
物怪 瑠衣
俺…のせい…でっ…仁は…ッ
司波 仁
(今の瑠衣の言葉、普通だったら信じられないはず…なのに…凄くしっくりきた…)
司波 仁
(だからこそ…これは現実だと…思い知らされるとッ…)
司波 仁
(瑠衣は…消える…という…のは現実なのだと、、思い知らされる…)
司波 仁
(そんなのッ…!)
物怪 瑠衣
ごめん…っ
司波 仁
…謝るな…
ごめんな…仁…ッ…俺のせいで…
俺を助けるために…瑠衣がッ…
"犠牲になった…ッ"
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