Mr.レッド
ゴォッ!
また一体の魔獣を消し炭にした
Mr.レッド
スキルの酷使で体力が尽きかけている
それでも自分が任されたのだ
放棄するわけにはいかない
Mr.レッド
赤いパーカーが翻る
燃え盛る炎のような鮮やかな髪が揺れ ルビーのような瞳は真剣そのものだ
???
その人物は“炎”の紋章が彫り込まれた ペンダントを握りしめた
レッドは軽く絶望していた
自分の担当区域に 魔獣が大量発生したのだ
Mr.レッド
そう呟きつつ短剣を握り締める
Mr.レッド
魔獣の群れに突っ込み 短剣に炎を纏わせながら斬り伏せる
まだ慣れない戦い方で 体力を消耗するが そう言ってられる場合じゃない
あまりにも多すぎる魔獣に顔を顰める
他のメンバーも多いのだろうか
Mr.レッド(病み)
レッドは自分に そう言い聞かせるしかなかった
Mr.ブルー
チラリと周りを見る
Mr.ブルー
そっと持ち場を離れる
Mr.ブルー
ブルーはレッドの担当区域の方へ と駆けて行った
ドォンッ!
Mr.銀さん
ちょうど最後の魔獣を 倒したところだった
Mr.銀さん
ハンマーを担ぎ直し ぐるりと辺りを見回す
リスポーンはしていないようだ
Mr.銀さん
Mr.銀さん
銀さんはハンマーを担いだまま 自分の担当区域を離れた
その頃
Mr.すまない
すまない先生は 村はずれの洞窟に来ていた
村はずれの洞窟に魔獣を発生させる スポナーがあったのだ
Mr.すまない
Mr.すまない
そう呟いてスポナーを破壊した
Mr.すまない
Mr.すまない
生徒全員が頷いた気がして 少し微笑んだ
コメント
2件
風夜さんは本当に良い物語書くなぁ…友達としてめっちゃ尊敬する!
初コメ失礼します!続きが楽しみすぎる…!応援してます📣