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レイ
ニコ
レイ
ニコ
レイ
だらんとした髪を顔と一緒にあげ、ニコの方を見るレイチェル。
ニコ
ニコがレイチェルの伸びきった髪を掻き分ける。
レイ
ニコ
レイ
ニコ
ニコ
レイ
ニコ
ニコ
レイ
ニコ
ニコ
レイ
ニコ
ニコはハサミを取り出して、チョキチョキとレイチェルの髪を切っていく。
レイ
ニコ
ニコ
レイ
ニコ
レイ
ニコ
実は高く売れることをニコは知ってる。特に
地毛の金髪は高い。
だが、好きな人の髪を売ってまで金は欲しいとは思わない。
ニコ
レイ
ニコ
レイ
ニコ
ニコ
レイ
レイ
ニコ
レイ
ニコ
ニコは周りをキョロキョロする。
基地に一番に来てるので、まだ誰もいない。
ニコ
レイ
ニコ
レイ
ニコ
レイ
してもいいと言う前に、ニコは自分で切ったレイチェルの髪を撫でる。
そして、カーテンをずらすように髪を掻き分けて、レイチェルの顔を見る。
ニコ
レイ
レイチェルの口にニコの少しカサカサついた唇が押し当てられた。
ニコとの口づけはこれで三度目。
三回目となれば慣れてしまったのか、緊張もしていなければ
恥じらいもない。
レイ
ニコ
レイ
レイ
ニコ
ニコは切ったレイチェルの髪を半分焼却炉に入れて
もう半分は束ねて持って帰った。
何に、使うのかはニコしか知らない。
完
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