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次の日の朝
俺はいつもより早く学校に来ていた
理由は分かってる
昨日のことだ
教室のドアを開ける
まだ誰もいない
静かな教室
俺は自分の席に戻り前の席を見る
そこは
けちゃの席だ
カバンがない
まだ来ていないだけだろ
そう思った
でも
ホームルームの時間になっても
授業が始まっても
昼休みになっても
けちゃは来なかった
???
横から声がする
振り向くとあっきぃがつくえに肘をついていた
あっきぃ
まぜ太
俺がそう言うと後ろからあっとが言った
あっと
あっと
心臓がドクッと鳴る
俺は何も言えない
すると教室のドアが開いた
ぷりっつ
入ってきたのはぷーのすけ
その後ろにちぐ
ぷりっつ
ぷーのすけが聞く
俺は小さく答えた
まぜ太
ちぐが少し眉をひそめる
ちぐさ
ちぐさ
胸がざわつく
ぷーのすけがスマホを見ながら言った
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
静かな声だった
あっきぃが腕を組む
あっきぃ
ぷーのすけが首を振る
ぷりっつ
その瞬間
嫌な予感がした
あっとが小さく呟く
あっと
あっと
あっと
胸が締め付けられる
昨日の言葉が頭に蘇る
まぜ太
手が震えた
その時
ガラッ
教室のドアが開く
先生だった
先生
そして
静かな声で言った
先生
先生
教室がざわつく
俺は前の席を見る
空っぽの椅子
そこにけちゃはいない
昨日までいたのに
胸の奥がざわつく
まさか
そんなはずない
でも
その日の夜
俺は
学校で
"もう一度けちゃの声を聞くことになる"
しかも
"誰もいない"教室で