美愛理
(え、ここで?)
美愛理
(怖い...何されるの?)
愛依
アンタ、知らないの?
愛依
いじめられる理由
美愛理
(そういえば、どうしてだろう)
美愛理
わか...らない..です..
紫音
本当に知らないの?!
夕花
あんなことしたのに?!
美愛理
(急に声が大きくなった。)
美愛理
(私、どんなことしたっけ...)
美愛理
(思い出せない。)
美愛理
(どうしよう、どうしよう!)
バッ 少女は突然、二人の手を振りほどき、頭を抱えパニック状態になった。
紫音
これだよ
愛依
そう、これが原因
美愛理
え?!
美愛理
どういうとこ?!
夕花
その、すぐパニックになること
実は、少女、人から話しかけられると、 緊張して何を話せばいいかわからなくなり、 ついには、パニック状態になって暴れまわる 症状があったのです。
愛依
そのせいでクラス皆
愛依
アンタと接するのがいやになったんだよ
美愛理
え?!じゃあどうしろって言うのよ!!
紫音
死んでもらうの
美愛理
は?
紫音
もうそれしか方法がないの。
そして、少女はパニックになると、 強い口調になったり、暴力を振ったりして 人を傷つけてしまうのです。
美愛理
私が死ねるわけないだろ!
美愛理
なんで人に言われて死ななきゃならないんだよ!
愛依
よし、もういいかもしれない
夕花
わかった👍
夕花
そんなに嫌なら、殴って私達に復讐すれば?
美愛理
あったり前じゃない
一人は復讐すればとお腹くらいまでの高さのフェンスに寄っかかったのです。 そして...
美愛理
たっぷり復讐してやんよ
美愛理
おりゃあああああああ‼
スッ ドンッ
美愛理
え?
美愛理
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
夕花
本当によけてよかったの?
愛依
ホントに...押してよかったの?
紫音
いいの。あんな変な奴
紫音
どうせ、自殺にするんだから